空気が乾燥するとお肌もカサカサになりがちですね。
特に冬の寒くて乾燥した時期には肌がカサカサどころか、
痒くていつの間にかかきむしってヒリヒリ、赤くなることさえありますが、
カサカサ、ヒリヒリを放置するとシミやシワの原因にもなるらしいです。
これは女性にとっては大問題ですね。
そこで、肌が乾燥する原因とそれを防止する効果的な方法を紹介します。
肌が乾燥する原因
肌が乾燥する原因はいくつかあります。
一般的な乾燥
お肌の皮脂分泌の低下や細胞間脂質や天然保湿因子などが減って
肌の内部の水分が少なくなってしまうことが原因です。
部屋の湿度が50パーセント以下になると肌の角質の水分が
20パーセント以下になり乾燥肌になるわけです。
冬に乾燥肌になりやすいのはこのためです。
お手入れの方法が不適切
洗浄力の強いクレンジングを使い過ぎる、
熱いお湯で洗顔する、シートパックを多用する。
こうした不適切なお手入れをすると返って、
お肌の脂肪分が減って乾燥肌になりやすくなります。
紫外線に当たる
紫外線は肌のバリア機能が低下させるために肌の内部の水分が蒸発しやすくなり
乾燥肌になりことにつながります。
水分不足
人の体は50%~60%は水分ですが、これが減ってしまうと肌の新陳代謝が乱れて、
水分が蒸発して、乾燥肌になりやすくなります。
肌の乾燥を防ぐ効果的な方法
正しいスキンケア
クレンジングのし過ぎやお湯の使い過ぎはかえってお肌を乾燥させるので、
クリームタイプやミルクタイプのクレンジングでさっと洗顔し、
水かぬるま湯で洗い流しましょう。
肌に潤いを与える保湿成分、セラミドなどをたっぷりと塗って、
最後に油分の入った乳液やクリームを塗って表面を保護します。
紫外線を避ける
紫外線はお肌の乾燥の原因になるので、屋外では日焼け止めを塗るのはもちろんですが、
室内にいるときでも窓際にいるときには直射日光に当たらないように気をつけましょう。
部屋の湿度を保つ
長時間過ごす家の中やオフィスが乾燥しきっていると
どうしてもお肌も乾燥してしまいます。
部屋の湿度は50%を下回らないようにする必要があります。
加湿器があれば積極的に使うのがいいですね。
できれば湿度を一定に保つ機能がある機種ならなお安全です。
加湿器がない場合や特に乾燥が気になる時だけ補うためならば、
やかんでお湯を沸かしたり、洗面器に水を張って部屋の隅に置くだけでもかなり違います。
冷房や暖房の使い過ぎも乾燥の原因になるので過度の使用は避けたいものです。
屋外では
外の冷たい風に当たると肌がなお乾燥してカサカサになります。
こんな時は布製のマスクをして肌を守りましょう。
オーガニックコットンのマスクなら天然の油分を含んでいるので保湿効果もあります。
食生活では
栄養バランスの偏った食生活は乾燥肌の原因になります、
ビタミンやタンパク質、糖質も満遍なく摂って健康的な食事をすることは重要です。
特にお肌をきれいにするには人参、カボチャ、ホウレン草などに含まれるビタミンAや
イチゴやブロッコリーに含まれるビタミンC、
肉や魚、卵に含まれるたんぱく質は確実に摂りたいものです。
また水分不足は健康と美容の大敵です、冬でも適度の水分補給は忘れずに行いましょう。
睡眠時間を確保
寝ている間に肌は再生されるので、質の良い睡眠はぜひ必要です。
12時前には布団に入り、最低でも6時間は熟睡したいものです。
まとめ
お肌の乾燥はシミやシワの原因にもなるので、
正しいスキンケアを心掛け、部屋の湿度を保ち、
食事や水分補給に十分注意し、
睡眠時間も確保していつでも張りのある美しいお肌を保ちましょう。