基本を押さえて国内でも英会話力をつけたい
国際交流が重要視されるようになり、
誰もが英語ぐらいは話せるようなりたいと思っているようです。
海外で生活すれば英語ぐらいすぐに話せるようになると思われがちですが、
本当のところは国内で十分に基礎を勉強した人はすぐに話せるようになりますが、
そうでない場合は話せるようになるにはかなり苦労しているのが現実です。
逆に国内でもみっちり勉強して、海外留学の経験がなくても通訳として
活躍している人もたくさんいます。
そこで日本にいながら英会話を上達させる方法を紹介します。
中学校の教科書が基本
まず英語の基礎の基礎をしっかり勉強することが重要です。
中学校の教科書を全部覚えれば、英語の日常会話に必要な文法は完ぺきで、
語彙についてもほとんどカバーしています。
ただ読むだけでなく、何度も繰り返し音読して、文を暗記すると、
たいていの英語を聞き取ることが出来るようになります。
暗記した文がすらすら思い出せるようになれば日常会話は十分に対応できます。
ラジオやテレビの英会話番組を活用する
会話を円滑に進めるには、相手の言っていることが聞き取ることが重要ですね。
それには英語をたくさん聞くことが必要です。
現在はインターネットを使えば、海外のラジオやテレビの番組を見たり、
聞いたりすることができるので生の英語を聞くチャンスはたくさんあります。
定期的に耳を鍛えるには、ラジオやテレビの英会話番組が最適です。
毎日15分でも英語を聞き続けるならば、1年もすればかなりのスピードの英語を聞き取ることができるようになります。
聞き取りができれば、会話も怖くない、長い返事は無理でも、
あいづちぐらいは打てるようになり、
それなりにコミュニケーションが取れるようになります。
積極的に話してみる
聞き取りに自信が付いたら、積極的に使ってみる、
つまり外国人と話してみるのがいいですね。
巷で外国人観光客の人がいたら、「初めてですか。」「どこの国からおいでですか。」
といった短い会話をしてみてください。
外国人の方々は案外日本人と交流したがっているのです。分からなくて、
Thank you.で締めくくればいいのです。
何度も繰り返すと自信がついて平気でやり取りができるようになります。
もし地方に住んでいるので、外国人なんていない、という人は英語サークルなどに入って、
日本人同士でもいいのです、とにかく話してみることが肝心です。
良心的な英会話学校や教室もありますから行ってみるのもいいでしょう。
また最近はインターネットを使った英会話の練習や
自治体でも英会話の講習会などをやっているので、
自分に合った方法で、英語に接する時間をできるだけ多くとることが大切です。
英会話合宿は効果的
さらに、国内にいながら、海外留学するほどに効果があるのが、英会話合宿です。
週一回英会話学校に通うよりも、できれば1週間、
無理なら2~3日でも英会話合宿に参加するのはおすすめです。
海外留学は短期であってもかなり費用がかかりますが、国内の英会話合宿は、
費用は非常に少なくて済みます。
また心理的な安心感があるので、もし途中で具合が悪くなったらどうしようとか、
外国の風土に慣れることが出来るだろうかといった心配をする必要がないので、
気の弱い人にも向いています。
しっかりしたプログラムのある英会話合宿ならば、
外国人講師がたくさんいて、参加者も同レベルの人を集めてくれます。
滞在中はレッスン時間だけではなく、
休憩時間も食事時間もすべて英語で話すことになっているので、
四六時中英語を聞き、話すことになります。
いくら話すのが苦手だという人でも、
片言の英語で何とか自分の意志を伝えなければならないわけです。
レッスンでは3分間スピーチやテーマにそって討論の時間もあり、
常に英語で考える習慣がつくので、非常に効果があります。
合宿を終えて、自宅に帰る途中日本人の会話が英語のように
聞こえると錯覚したという人までいたそうです。
後日参加者同士がおしゃべり会を開いたら、
全員が自然に英語で話したという逸話もあるほどです。
やはり英会話合宿の効果は相当なものです。
まとめ
海外へ行かなくても、英語は勉強できます。
中学校の教科書を音読して丸ごと覚えるならばたいていの日常会話は出来るようになります。
英語の音に慣れるためには、ラジオやテレビの英会話番組は役に立ちます。覚えた英語は積極的に使い、
さらに力を付けたければ、英会話合宿はおすすめできます。
英会話は、どれほど英語を聞き、話したかで、決まります。
今日から英会話の勉強を始めませんか。