家をきれいにしておきたいと誰もが思うものですが、チリ一つないように掃除しておくのは大変なことです。
まして小さいお子さんがいたり、部屋数が多い大きな家に住んでいたらとても一人の主婦だけで完璧にきれいにするのは無理なことです。
そこでできるだけ少ない労力で、短時間で簡単に家をきれいに掃除する方法を紹介します。
水回りは毎日ぬかりなくきれいに
台所、お風呂場、トイレなどの水回りは特に汚れやすく、放置するとカビが生えたり、排水口が詰まることもあるので、毎日掃除をしなくてはいけないですね。基本は使ったらさっとミニ掃除をするようにします。
台所
お料理をして、食事そして洗い物が済んだら、シンクやレンジをさっとタワシやぬれ布巾できれいにし
三角コーナーの残りかすを新聞紙などにくるんで捨てておきましょう。
シンクが大きいので洗い物は一日に一回にしているお宅では一日の終わりにすっかりきれいにするのでも構いません。
とにかくシンクやレンジに汚れを残さないようにすることが肝心です。
カビやぬめりの原因になるからです。一日の終わりには台所の床もモップやほうきできれいにし
翌日には気持ちよくお料理を始められるようにしておきたいですね。
1週間に1度ぐらいはレンジまわりに重曹スプレーや住まいの洗剤を使ってすっかり汚れを落としておけば台所はいつも清潔に保てます。
お風呂場
お風呂は、できるだけ最後に入って床や壁にブラシをかけ、熱めのお湯をかけておくとカビがはえにくくなります。
翌朝は風呂桶を中心にアクリルタワシなら洗剤なしで、普通のお風呂用のスポンジならば風呂用洗剤をつけて
洗っておけば短時間で風呂掃除が出来ます。
カビがはえやすい風呂場は常に換気をし、1か月に1回ぐらいはカビ取りをしますが、
カビ取りの専用洗剤でなくても、キッチン泡ハイターでもかなりきれいになります。
トイレ
トイレを使うたびに便器にブラシをかけ、手を洗うところはアクリルタワシでさっと磨いておくと、
本格的な掃除は1週間に1回でも大丈夫です。
もちろん毎日掃除機をかけ、よごれていたら、重曹スプレーをかけて濡れ雑巾できれいにするぐらいはしておきたいですね。
便器や便座も時々はトイレ用洗剤や重曹スプレーとトイレブラシを使ってしっかり磨き、タ
ンク内の黒カビは重曹を入れてしばらく放置してから水を流してきれいにします。
床や壁も重曹スプレーで汚れやカビを落としをすれば何時でもピカピカです。
リビングや子ども部屋はまず片付けから
リビングや子ども部屋は物が散乱しがちです。
いきなり掃除機をかけようとすると返って時間がかかるので、まず物を所定の場所にしまってから、
はたきをかけて掃除機をかけるのが近道でしょう。
できれば家族全員に協力してもらって、新聞や雑誌はラックに入れる、脱いだ洗濯物はランドリーバスケットに入れる、
爪切りやセロテープは小引き出しにしまう、子ども部屋は自分でおもちゃや文房具をしまう、
といったことを徹底すればスムーズに掃除機かけが出来るでしょう。
掃き掃除は毎日したいものですが、1週間に1度ぐらいは拭き掃除やモップかけをして、
床やジュータンを清潔に保ち、カビがはえたということのないようにしましょう。
玄関や庭は出来る範囲で
玄関は掃き掃除をして、時々内外のマットも洗ってきれいにしておきたいものです。
できれば水拭きをしてすっかり土汚れも落とすようにします。
また庭があるお宅では、落ち葉や雑草の手入れも必要になりますが、時間も体力も必要なので無理をせず、
できる範囲できれいにすることが重要です。
まとめ
毎日の掃除は一度に全部をきれいにするよりも、使うごとにちょっときれいにして、
ごみや汚れをためないようにしすることが必要でしょう。
汚れやすいところは毎日、また部屋ごとに計画を立てて、
定期的にきちんとした掃除をしていつもきれいで快適な家庭生活を送りたいものですね。
主婦一人では難しいので家族全員に協力してもらうことも必要です。