ご当地マンホールを見たことがありますか?歴史と人気のマンホールをご紹介!

友人の一人にマンホールの蓋のデザインに詳しい人がいて、ご当地マンホールと言われる珍しいマンホールの蓋を見つけると写真に撮って、フェイスブックにアップしてくれます。

私は家にいながら各地の珍しいマンホールを見ることができるので密かに楽しみにしています。

そして友人のマンホールの写真を見るようになってから、私もマンホールのデザインに注目するようになりました。

よく見ると私の住んでいる市にもご当地マンホールはかなりあることが分かりました。

中にはかなり凝ったデザインのものもあることに気付きましたが、残念ながら自宅の近辺にはカラーのものはないようです。

足元にちょっとした芸術作品があるのは嬉しい気がするのですが、気付いていない人も多いのは残念なことですね。

そこで、ご当地マンホールができた経緯や各地の人気マンホールをご紹介したいと思います。

ご当地マンホールの歴史

日本では明治時代にはマンホールの蓋は鋳鉄製格子状のものでしたが、大正から昭和にかけて、マンホールの蓋に凝った幾何学模様も見られるようになりました。

また1970年代から単純な模様の地方独自の蓋が作られるようになりました。

だれでも見た目ですぐにわかる下水道のイメージアップや理解を深めるために、建設省が製造会社に働きかけたことで、万人に分かりやすく注目を集める蓋がたくさん造られるようになりました。

例えば、2015年の時点で大阪市では市内に設置されている18万枚のマンホールの内1万9千枚がご当地マンホールで、そのうち1900枚はカラーになっているそうです。

世界各地でも珍しいデザインのマンホールはありますが、これほど凝ったものは日本独自で、日本の文化とも言われています。

2016年からは更なるアピールを目指して、ご当地マンホールカードも配布されていています。

名刺サイズのカードにマンホールの写真とデザインに使われた対象物やその由来も書かれていて、役所などで入手できるようになっています。

私の友人のように、珍しいマンホールを見て回る人がいるのもうなずけるわけですね。

各地の人気マンホール

各地の工夫を凝らしたご当地マンホールの内でも特に人気のあるマンホールをご紹介します。

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銀河鉄道999のメーテル(福岡県北九州市)
漫画の聖地として知られる北九州市が、北九州市水道事業100周年を記念して、銀河鉄道999の作者である松本零士さんのデザインのマンホールの蓋を作りました。

メーテルの美しい絵が特徴的です。

北九州空港のターミナル正面入り口前にあります。

ちびまる子ちゃん(静岡県静岡市)
静岡市清水区ゆかりの国民的アニメのちびまる子ちゃんのデザインのマンホールの蓋です。

まる子ちゃんの背景に富士山と駿河湾に魚が描かれています。JR清水駅から歩いてすぐのタクシー乗り場周辺にあります

もぐらんぴあ応援団長・さかなクン(岩手県久慈市)
東京海洋大名誉博士でタレントとしても大活躍している「さかなクン」は岩手県久慈市にある日本唯一の地下水族館である「もぐらんぴあ」の応援団長でもあります。

それで、久慈市ではさかなクンを描いたマンホールの蓋が100か所もあるのです。デザインはさかなクン自身によるもので、子どもたちが色付けをしたユニークなものです。

「海が美しい久慈のまち」という標語もまた鮮やかに書かれています。

広島東洋カープマスコット・カープ坊や(広島県広島市)
広島市の野球チーム広島東洋カープのマスコットキャラクターの「カープ坊や」が描かれたマンホールの蓋は広島市街地のあちらこちらに見られます。黒地に鮮やかな赤のもみじやCarpの文字がくっきりと映えます。

上尾市のゆるキャラ・アッピーファミリー(埼玉県上尾市)
都心から電車で40分余りのところにある上尾市は駅周辺だけでも10種類以上のマンホールの蓋を見ることができます。

中でも上尾市のゆるキャラ「アッピー」とその家族が描かれたマンホールの蓋は人気があります。

黄色の背景にアッピー君とその家族が楽しそうに歩く姿はつい立ち止まって見入ってしまいそうです。

まとめ

ご当地マンホールは1970年ごろから、各地で下水道のイメージアップなどの目的で、マンホールの蓋にそれぞれのゆかりの風景やキャラクターなどが描かれるようになりました。全国各地で見られますが、特に人気があるのは「銀河鉄道999」や「ちびまる子ちゃん」などです。

皆さんの家の近くにもご当地マンホールはあるでしょう。

普段何気なく見ているマンホールの蓋もよく見ると芸術作品かも知れませんね。

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