近所のアクセサリーショップに大きな木の根っこのようなものが飾ってあります。
ただの根っこの作り物ようにも見えますが、よく見ると小さな緑色の葉っぱが出ているみたいでした。
いつもその前を通るたびにのぞき込んでは、不思議に思っていましたが、最近それはビザールプランツの一種で、とても珍しい植物であることが分かりました。
このお店にはほかにも見たことのないような植物が飾ってありますが、きっと店主さんが珍しい物好きな人なのでしょう。
この珍しいビザールプランツにはどんなものがあるのか、比較的手に入りやすい種類や、素人でも育てられるものは何かを調べてみました。
オススメのビザールプランツは?
ビザールプランツは珍奇植物とも言われ、食虫植物、多肉植物、欄、シダなどがありますが、どれもちょっと変わった形をしたものが多いのが特徴でしょう。最近はインテリアとしても注目を集めているようですが、そのうちのいくつかをご紹介しましょう。
コーデックス(塊根植物)
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主にマダガスカルや北米、南米、アフリカなどに生息する多肉植物で、太く膨らんだ茎や根が特徴です。
乾燥した土地でも生きられるように水分を蓄えています。
茎がとっくり型や樽型、塊状などいくつかのユニークな形をしています。
茎からはそれぞれまた独自の形の葉が出ていて、これもまた見るだけでも楽しめます。
私が近所で見かける変わったビザールプランツはまさにこのコーデックスだったことが分かり、長い間の謎が解けた気がします。
ハオルチア
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ハオルチアはアフリカに自生しているアロエに近い多肉植物です。
肉厚な葉が花弁のように生えるのが特徴です。
大きくても15㎝程度の手ごろなサイズで、一年中室内の明るい所で育てられるので、人気があります。
葉の先にちょっと透明感があって、思わず触ってみたくなる可愛らしさがいいですね。
エアプランツ
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エアプランツはアメリカ南部から南米にかけて分布しているパイナップル科の植物で、アナナスなどの仲間です。
岩石やほかの樹木に着生し、葉や根から雨や空気中のわずかな水分を上手く吸収して成長します。水やりの必要がないので、空中に吊り下げたり、壁に掛けたり、テーブルの上に置く、ガラスのケースに飾り付けるなど、自由な発想で楽しめます。
最近は100均でも見つけることができるので試しに買ってみるのも良さそうです。
セイロンベンケイソウ
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熱帯に広く分布し、日本では南西諸島や小笠原諸島に自生しています。
葉っぱからいっぱい芽が出てくるので、「ハカラメ」「子宝草」「ハッピーリーフ」などと呼ばれます。
葉を茎から切り離しておくと、やがて葉のふちから芽が出て来るのがなんとも可愛らしいですね。
初心者でも比較的簡単に育てられます。
どこで手に入るのでしょう
エアプランツやセイロンベンケイソウのように100均でも売っているものもありますし、花屋さんでも見つけることができるものもありますが、より個性的なビザールプランツを見つけたければ、インターネットの通販を探すのがいいようです。
種類も豊富で、特徴や育て方の説明もあるので、自宅やお店に置くのに適当かを調べることもできます。
自分だけのお気に入りもきっと見つけることができるでしょう。
まとめ
ビザールプランツとは珍奇植物とも呼ばれ、見た目が変わっている物や、空中でも生活できるものや食虫植物もあります。
最近インテリアとしても注目を集め、そのユニークな形が人気の的になっているようです。
比較的乾燥に強いものや水やりのいらないものもあるので、手入れは簡単です。
100均でも買えるものもあるので、試しに育てて見るのもいいかもしれませんね。