お月見に作ってみよう。すすきでフクロウ

お月見に似合うススキの特徴を知って工作に活かそう

お月見と言えばススキですね。多摩川の河畔に近い所に住んでいたころは川岸にたくさんのススキが生えていたので、お月見用のススキを集めるのは簡単でした。
ある時友人がススキを使ってフクロウを作ろうと言ったので、一緒にススキを取りに行きました。短時間でたくさんのススキを集めることができたので、本を見ながらフクロウを作りましたが、私はどうせ1週間ぐらいで枯れるのだから、そんなに熱心に作ることもないだろうと思ってかなり雑に作りました。
ところがススキのフクロウは1か月たっても3か月たっても枯れることなく、引っ越しをする時まで残っていました。
私の不格好なフクロウを見るごとに、いい加減に作ったことを反省させられました。

ところでこのススキですが、なぜ枯れてもそのままの形で残るのか不思議でした。
どうもそれはススキ自身の特徴のようです。
ここでその特徴を知り、フクロウ以外にも工作ができることも分かったのでご紹介したいと思います。

ススキの特徴

ススキはイネ科の植物で草丈は1m~2mで、原産地は中国などの東アジアとされ、朝鮮半島、中国、台湾、マレーシアなどにも見られます。夏から秋にかけて茎の先に長さ20㎝~30㎝ほどの花穂をつけます。
花穂は赤みがかっていますが、種子には白い毛が生えているので穂全体は白っぽく見えます。種子は風によって飛ぶことができます。全国各地に分布し、日当たりの良い山地によく見られます。

お月見にお供えとして使われるのは、イネに厄除けの力があると信じられているので、イネに見立て、ススキをお供えしたのが始まりのようです。

かつては茅(かや)と呼ばれ茅葺(かやぶき)屋根の材料にされたり、家畜の餌としても使われたりしていました。

つまりススキの穂は相当丈夫なのですね。フクロウの工作はすぐに枯れるだろうと考えた私の読みは全く外れていたわけです。

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ススキを利用した工作を楽しもう

私が友人に誘われて作ったのはフクロウで、これはかなり古くからあるススキの工作ですが、これ以外にもヤマセミ、ウサギ、トトロ、スズメ、ネズミなどが作れるようです。

古典的なフクロウの作り方をご紹介しましょう。

できるだけ長いススキの穂30本ぐらい用意します。

まずススキの穂を10本ぐらい束ねます。

中ほどを糸で縛って上部を360度折り曲げて顔の部分にして、首の部分をしっかりしばります。

頭のまわりにさらに10本から20本ぐらいのススキを足して、ぐるりと囲むようにします。

首の部分でススキを縛り、ススキを下向きに360度折り曲げて体を作ります。

この時羽の部分を膨らませるようにするときれいにできます。

体の下の部分を縛り足にします。

目と口をボンドでつけて出来上がりです。目と口は紙で書いても、ボタンやドングリなどを使ってもいいですね。

好みで、耳を付けたり、しっぽを付けたりしてもいいです。

台(直径4~5㎝の板の真ん中に爪楊枝を2本立ててボンドでとめておく)に立てて置くと安定します。

ススキのフクロウは郷土玩具店でも販売されていますが、ススキの穂さえ手に入れば家庭でも簡単に作れます。お子さんの夏休みの工作に親子で取り組むのも楽しそうですね。

まとめ

ススキはイネ科の植物で、夏から秋にかけて花が咲きます。

茎は丈夫で、昔は萱葺き屋根にも使われました。

お月見には月見団子と共に供えられ厄除けの意味がありました。

ススキは工作の材料にも使われます。フクロウ、ウサギ、トトロなど工夫次第でいろいろなものが作れます。耐久性があるので長く飾って楽しめます。今年はお子さんと一緒にススキの工作にチャレンジするものおもしろそうですね。

フクロウの作り方の図

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