キンモクセイの育て方と楽しみ方

キンモクセイのいい香りを思いっきり楽しみたい

秋になっていい香りが漂ってくると何となくそわそわして、外に出てみたくなるのは私だけでしょうか。

キンモクセイの香りは本当にうっとりさせられますね。

自宅の庭にも1本植えたいと思って、いただいた枝で何回か挿し木を試みましたが、どうしても成功することができず、いまだに我が家にはキンモクセイの木がありません。

そこで、自己流ではなく専門家のご意見を参考にして、キンモクセイの特徴を調べ、挿し木のやり方やお世話の仕方をもう1度おさらいしてみたいと思います。

キンモクセイの特徴

キンモクセイはモクセイ科の常緑樹です。

キンモクセイは雄雌異株ですが、日本に移入されたものは全て雄株であるため、実はなりません。

したがって挿し木によって増やします。
9月~10月にオレンジ色の小さな花がくさん咲くのはご存知の通りです。

キンモクセイはジンチョウゲ、クチナシと共に「三香木」と呼ばれて良い香りがするのが特徴で、遠くまで香りが届くことから「千里香」とも言われています。

いい香りがすると、ついどこにあるのか確かめたくなりますが、花自体はとても小さくて目立たないですね。

キンモクセイの育て方と楽しみ方

挿し木の仕方

挿し木は花が咲くまで5年~7年かかりますから、気長に育てるつもりで植えましょう。挿し木をするには、7月~9月上旬が適期です。

まず新芽がついた枝を選びます。

次に清潔なハサミで切り口が斜めになるように10㎝~15㎝切り取ります。

切り口を2時間ほど水につけます。
水から取り出し、切り口に発根促進剤を塗り付けます。

赤玉土かパーライトを入れた鉢に挿します。

発根するまで土を乾燥させないようにする。

キンモクセイの発根による発根率は高くないですが、光を通すガーデニング用のビニールシートで挿し木をした容器をすっぽり覆うと発根率は高くなります。

ここがコツですね。

水やり

地植えの場合は一度根付けばほとんど水やりはいりません。

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鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。

冬場は控えめでいいです。

肥料

地植えはリン酸カリウムの多く含まれた有機肥料や草木灰などを2月ごろ与えます。
鉢植えは2月と5月、開花期の8月~9月上旬に有機肥料やリン酸分の多い化学肥料を1回ずつ与えましょう。

植え替え

キンモクセイは植え替えをすると根が傷つきやすいので、できれば植え替えをしない方が良いのですが、鉢植えの場合根詰まりが起こりやすいので、2~3年に1回植え替えが必要です。

鉢全体に根がまわったら植え替えの時期です。

3~4月ごろ行うのがいいでしょう。

鉢から苗をとり出します。

根の周りの付いた土をもみほぐしながら落とします。

黒く変色している根は切り取ります。
一回り大きな鉢に鉢底石と土を入れます。

苗を植えて水をやれば完了です。

剪定

花は剪定したところに咲くので、3年~4年ごとに1回は剪定をしましょう。

2月~3月に長く伸びた枝をバッサリ落とすことが必要です。

枝が重なり合っているところは間引きすると風通しが良くなるのでいいでしょう。

キンモクセイの好む場所

日当たりが良い所。

キンモクセイは日を浴びるほど成長します。
暖かく、澄んだ空気。

大気汚染の影響を受けやすく、空気の汚れた場所では花付きが悪くなります。

水はけのよい土。

過度の湿気を嫌うので水はけのよい土がいいですね。水はけが悪い場合は川砂や腐葉土などを混ぜ込んで調節してください。

花が咲くまでかなりかかりますが、花が咲いてあの良い香りを楽しむことを想像しつつお世話をするのは楽しみでもありますね。

まとめ

キンモクセイは三大香木の一つで、秋に良い香りのするオレンジ色の小さな花をたくさん咲かせます。

日本にあるキンモクセイは雄株のみなので、挿し木で増やします。

挿し木には7月~9月が最適で、日当たりが良く、水はけのよい土で空気がきれいなところが成育に適しています。

今年こそキンモクセイの挿し木を成功させたいものです。

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