ゲリラ豪雨の原因や対策について

しばらく前までは、たまに夕立の時に急にひどい雨が降って、傘を忘れてずぶぬれになることはありましたね。

ところが最近は傘があってもまるで役に立たないような凄まじい雨が降ることがよくあります。

時には水に流されて死者が出たというニュースも聞きますが、これを「ゲリラ豪雨」と言うことはご存知のことでしょう。

この「ゲリラ豪雨」ですが、いかにも猛烈な雨という感じがしますが、どの程度の雨を「ゲリラ豪雨」と言うのでしょうか、またこれは予測できるのか、予測できる場合の対策はどうすればいいのかを調べてみました。

ゲリラ豪雨とは

ゲリラ豪雨とは、約10~数十㎢の狭い範囲の地域に短時間のうちに時間雨量が50㎜を超えるような豪雨が降る現象のことです。

50㎜超える雨になると雨が滝のように降って外では傘を差しても全く役に立たず、車の運転も危険なほどの状態になります。

マスコミや一部の気象会社が使っている言葉ですが、気象学的には明確な定義が無いため、気象庁は「局地的大雨」と呼んでいます。

でも「ゲリラ豪雨」の方が、その凄まじさが伝わってくる感じがしますね。

ゲリラ豪雨という言い方が使われるようになったのは2008年ごろからで、この年の7月に兵庫県神戸市の都賀川の急速な増水で5人の水死者が出るほどの大雨が降り、8月初旬には関東甲信越、東海、近畿、四国、九州でも大雨が降りました。8月下旬にも東海、関東、中国、東北地方で大雨が降りました。ゲリラ豪雨と呼ばれるようになったのは災害が目立つようになったためとも言えそうです。

ゲリラ豪雨の原因

ゲリラ豪雨が発生するのは、上空にある冷たい空気と上昇した地表付近の湿った暖かい空気が混ざることによって積乱雲ができ、大気の状態が不安定になって局所的な大雨を降らすためです。

かつては夕立と言われましたが、気象変動やヒートアイランド現象などいくつかの原因が重なって、日本の気温が上昇していることが原因と考えらえられます。

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気温が高くなると、空気中に含まれる水蒸気の量が増え、一つの雲からより多くの雨が降る可能性が高くなるわけです。

このために、以前にはなかったような大雨が降るようになったと考えられるのですね。

ということは、これからも地球温暖化が進めば進むほどゲリラ豪雨も多くなるということもあるわけです。

ゲリラ豪雨の対策

最新の情報を得る

こんな激しい雨はたまりませんね。

ゲリラ豪雨を予測し対策を立てたいものですが、ゲリラ豪雨は急激なお天気の変化なので一般的な天気予報では的確な時間までは予測しにくいのが現状です。

その点、気象庁の高解像降水ナウキャストはかなり正確な情報が得られます。

これを見れば現在雨がどこでどれくらいの強さで降っているかが分かります。

30分後までの実況と予報が5分ごとに更新されるので最新情報を知ることができます。

これはスマートフォン用のアプリでも確認できます。

具体な方法

出かける前には天気予報をチェックし、警報や注意報が出ていないか確認しましょう。

「大気の状態が不安定」という言葉が出てきたら、要注意です。

また暗い雲が近づいてきたら、最新のお天気情報をチェックして大雨が来るかどうか調べて、洗濯物を取り込むとか、外出を控えるなどすることも必要でしょう。

もしゲリラ豪雨にあってしまったら、地下施設や河原、中洲、水辺からすぐに離れて高いところに避難して被害を最小限にすることが大事です。

まとめ

ゲリラ豪雨は上空の冷たい空気と地上の暖かい空気が混ざり合って積乱雲が発生して、局地的な大雨が降ることです。

気温の上昇が原因で今までなかったようなすさまじい雨が降り、死者が出るほどのこともありました。

最新の気象情報に気を付け、ゲリラ豪雨を避けるようにしたいものですね。

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