夏の風物詩、風鈴の歴史を知って楽しもう

カッパリーナさんによる写真ACからの写真

暑い夏にカラーン、コローンと涼しげな音がする風鈴っていいですね。
少しだけですけれど涼しくなった気がしますよね。学生の頃、韓国の青年と英語で手紙のやり取りをしていたことがありましたが、彼の誕生日に何か日本的な物をプレゼントしたいと思って、南部鉄の風鈴を送ったことがありました。
彼は「ありがとう」というお礼の手紙をくれたので、私はてっきり彼が喜んでくれたと思っていたのですが、後から考えるともしかしたら、風鈴の音を喜ぶのは日本人だけだったかもしれない、そもそも風鈴は何のために使うのかもわからなかったのではないかと不安になりました。
あの時はどうやって風鈴を楽しむかを説明することはできませんでしたが、ここであらためて風鈴の歴史と楽しみ方を考えてみました。

風鈴の歴史

風鈴は1000年以上も前に中国から伝わったのだそうです。中国に占風鐸(せんふうたく)という占いがあって、その音のなり方や風向きによって占いをしていたのだそうです。
この青銅製の風鐸が日本に伝わり魔除けや邪気払いとしてお寺の軒先につるされるようになりました。
風鐸の音色が病気を追い払うとも考えられたようです。

その後、風鐸からガラスや竹の風鈴がうまれ、音を楽しむように変わっていったのです。

風鈴の音を聞くと風のリズムを感じることができますね。
このリズムは脳波をアルファ波に導くのでリラックス効果をもたらすのです。風鈴の音は癒しの効果があるわけです。
それだけではなく、清涼効果もあります。風鈴の音を聞くと風が吹いていることを想像するので、条件反射で体温が下がるのだそうです。
風鈴の音を聞くと何となく気持ちよく涼しくなったような気がするのは、ちゃんとわけがあったのです。

でも風鈴の効果は全部の人に当てはまるわけではないようです。
風鈴の音を聞きなれていてない人は「風鈴の音は涼しい」と感じることが無いかららしいのです。
そうだとすると韓国にいた私の文通友達は風鈴の音を聞いても涼しいとは感じないで、ただのうるさい音だと思ったのかもしれませんね。
文化の違いを良く把握しておくべきだったと反省しました。

スポンサーリンク

風鈴の楽しみ方と気を付けたいこと

楽しみ方

縁側に腰かけて、軒下に吊るした風鈴がゆらゆら揺れていい音が聞こえるのを楽しむのはなかなかいいものですね。で
も最近は住宅事情も変わり、暑さがひどくて窓を閉めてエアコンを掛けることが多くなりました。
風鈴を下げておく場所がない場合もあるでしょう。
そんなときは、室内でカーテンレールに風鈴を吊り下げて、エアコンや扇風機の風がかすかに届くようにするのも一つの方法ですね。
玄関に下げてドアが開くときに風鈴の音が聞こえるようにすると、暑い外から帰った時にさわやかな音を楽しむことができるでしょう。

気を付けたいこと

風鈴の音は澄んでいて、心を和ませてくれるのは確かですね。
でも人によってはうるさい音に聞こえることもあるようです。
特に風の強い日の夜などに風鈴がカラーンカラカラーンと鳴り続けることがあると、やっぱりうるさいですよね。
もし隣に住んでいる人が夜中に寝付かれずにいたら、あの音がうるさくてなお眠れなくなるかもしれません。
やっぱり、風鈴は夕方まで聞いて楽しんだら、取り入れて深夜には鳴らさないほうがいいかもしれませんね。

マンションの最上階に住んでいたことがありますが、高いところは風が強くて、やっぱり風鈴の音が大きすぎると感じましたから、高いところに住んでいる人は特に気を付けたいですね。また風鈴は夏が終わったら室内にしまった方がよさそうです。
冬の強い風に響き渡る強い音は寒々として近所迷惑になりますから。

まとめ

風鈴は1000年ほど前に中国から伝わり、魔除けや邪気払いに使われていました。
その後音を楽しむ物に変わりました。
風鈴の音にはリラックス効果や清涼効果があり、暑い夏にさわやかさを与えてくれるものとして親しまれてきました。
現在は近所迷惑にならないように夜には風鈴を取りいれることも必要ですね。
マナーに気を付けて風鈴のさわやかな音をお楽しみください。

スポンサーリンク