富士山開きはいつ?その由来は?

mohamed HassanによるPixabayからの画像

イギリスの登山家ジョージ・マロリーは「なぜ、山に登るのか。そこに、山があるからだ。」と言ったという逸話は有名ですね。
この場合の山はエベレストのことだそうですが、日本人だったらさしずめ「そこに富士山があるからだ」ということになるのでしょうね。
登山好きな日本人にとっては日本一高くて有名な富士山の登ることは憧れで、当然登ってみずにはいられない山でしょう。
素人でも五合目まではバスや車で行けますが、頂上を目指すならいつどうやって登るのが適当でしょうか。
今年の山開きの予定をお知らせするとともにその由来や素人が登るのに気を付けたいこともご紹介しましょう。

富士山開きの由来と時期

由来

山開きというのは、その年に始めて登山や入山が許されることです。
昔は、山は神仏がいる場所であると考えられていて、山そのものが信仰の対象となっており、僧侶や修行者しか入山を許されていませんでした。
江戸時代の中期から一般の人も夏の一定期間だけ入山を許されるようになり、登山の安全を祈願し、登山開始を祝う「山開き」が行われるようになりました。現在は、宗教儀式とした山開きをするところと、スポーツとしての登山開始の日のイベントとして「山開き」を行っているところがありうます。
富士山の場合は富士浅間神社で行われる宗教儀式だそうです。

時期

2019年の山開きは次の通りです。

山梨県側の吉田ルートは7月1日で、前日の6月30日には前夜祭が行われ、日付が変わる同時に登山を開始することができます。

静岡県側の富士宮ルート、御殿場ルート、須走ルートでは7月10日が山開きで朝の9時から登山を開始することができます。

閉山はどのルートも9月10日です。ですから富士山の登山シーズンは7月と8月の2か月がもっとも適した時期なのです。

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初心者が富士登山をするには

山開きの前にも登山ができないわけではありあせんが、閉山中は山小屋やトイレは閉鎖されていますし、登山道も閉鎖されているところがあり、天候も定まらないことが多いので、登山、特に初心者が登ることはお勧めできません。
初心者が安全に富士登山をするにはいくつかの点に気をつけましょう。

 

天候が安定しているとき

富士山の天候が一番安定しているのは7月下旬から8月上旬です。
それ以前は梅雨前線の影響で天気が崩れやすく、山開きの直後もまだ雨が多い場合もありますから、7月下旬のほうが安全でしょう。
8月中旬からは雷が多く、下旬になると雨が降りやすくなり、9月に入ると気温が低くなります。
ですから初心者ならば8月上旬までに予定を切り上げるのがよさそうです。

混んでいないとき

富士山はとても人気があり、7月中旬以降の週末は非常に混雑しています。
混雑していると自分のペースで歩けないので初心者には辛い状況になります。
ですからできるだけ混雑を避けて、平日に予定を立てる方が賢明でしょう。
どうしても混雑を避けられないときは、時間の余裕をみて、焦らずに登れるように予定を立てるのがいいようです。

ツアーを利用する

富士山は初めてで、自信がないという人は乗り物や宿泊施設の手配の負担がなく、ガイドさんが案内してくれるツアーがおすすめですね。
体調不良や怪我にも対応してもらえるし、同様の参加者と交流しながら山登りを楽しむこともできるでしょう。

まとめ

2019年の富士山開きは7月1日と10日です。山開きは登山の安全を祈願し、登山開始を祝って行われます。

富士山の天候が一番安定する7月下旬から8月中旬は登山に最適です。
初心者の方も登れますが、天候や混雑を考えてこの時期の平日がおすすめのようです。
また体調不良等に対処できるように最初はツアーに参加するのもいいでしょう。
ぜひ日本一の富士登山をお楽しみください。

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