ノートルダム大聖堂の歴史や現状これからの見通し

139904によるPixabayからの画像

ノートルダム大聖堂の歴史と現状

ノートルダム大聖堂と言えば長い歴史のある世界遺産として有名ですね。
4月15日に起こった火災によって大変な被害を受けたというニュースは世界中の人々に大打撃を与えました。日本の新聞でも一面で報道されましたから、多分知らない人はいないでしょう。
この歴史のある尖塔が崩壊する画像を見た人は相当ショックを受けたことでしょう。
なにしろ200年もかけて造られた丈夫な石造りの建築物が火災で崩れ落ちるなんてちょっと考えられないことでしたから。

そこで、このノートルダム大聖堂の歴史をご紹介すると共に、火災発生の現状と今後の見通しを調べてみました。

ノートルダム大聖堂の歴史

ノートルダム大聖堂はフランスのパリにあるローマカトリック教会の大聖堂です。
代表的なゴシック建築で、1991年にユネスコの世界遺産にも登録されました。
現在もパリ大司教座聖堂として使われているのも驚きですね。
また「ノートルダム」は「われらが貴婦人」つまり、聖母マリアを示しているのだそうです。

このノートルダム大聖堂の建設は1163年に国王ルイ7世の臨席のもとに、ローマ教皇アレクサドル3世が礎石を据えたことから始まりました。
ずいぶん昔に着工されたわけですね。それから1250年まで工事が続けられました。
その後も手が加えられて最終的な竣工は1345年と完成まで200年近くもかかりました。

この建物は、全長は127.5m、身廊の高さが32.5m、幅は12.50m、もあり、こんなに壮大なスケールの大聖堂はそれまでにないものでした。

内部には美しいステンドグラスや石像などのたくさんの美術品があり、歴史的にも文化的にも非常に価値のある建物として有名になっています。
世界中から観光客が訪れ、上に登るには相当長い列に並ばなければないほどです。

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石造りの建築物が燃えるはずはないと思われがちですね。
でもノートルダム大聖堂の外壁や柱などには木が使われています。
また屋根裏の内部もたくさんの木が複雑に組み合わせて作られているのだそうです。
ですから湿度の低いフランスでは木製の部分に火が付くと場合によっては大きな火災ともなるのですね。
今回の火災も木造の部分が激しく焼けてしまったわけです。

火災の現状とこれからの見通し

ノートルダム大聖堂は2019年4月15日の夕方に大規模な火災が発生し、屋根の尖塔が崩落しましたが、建物の主要部分は残り、寺院の中にあった文化財や美術品の一部は消防士に運び出されて無事だったそうです。
巨大なパイプオルガンも難を逃れたということでパリの市民たちはほっと胸をなでおろしているようです。
ですが、現在は大聖堂の宝物庫と塔は閉鎖されていて、新たな指令があるまでは入ることができないのは、とても残念なことですね。

フランスのマクロン大統領は「このノートルダム大聖堂を我々は再建します。皆で手を携えて。これはフランスの運命の一部です。私は約束します。」と5年以内の再建を目指すことを表明しました。

一方、火災に遭ったとはいえ世界遺産には変わりがないわけで、この被災した世界遺産を一目見ようとする観光客や地元住民が次々に訪れ、「大火災だったのに意外に建物は残っている」と驚く人もいるそうです。
そして「また生まれ変わる」ことを期待して早期再建を願う人々が多いそうです。
本当にそうなることを期待したいものです。

まとめ

フランスのノートルダム大聖堂は12世紀から200年もかけて造られたローマカトリックの大聖堂です。ユネスコの世界遺産にも登録されている貴重な建物ですが、2019年4月15日に起こった火災によって建物の一部と尖塔が崩壊しました。
運良くかなりの文化財や美術品は守られ、パイプオルガンなどは無事でした。
石造りではありますが、木造部分があったために大規模な火災になったようです。

フランスのマクロン大統領は5年以内の再建を目指すと発表しましたが、その早期実現が期待されています。

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