あじさいの色は土によって変わる?育て方や植替えの方法

近所に園芸の大好きな方がいて、毎年6月ごろになると、庭で育てた見事なあじさいの花を切ってバケツに入れて通り道に置き、「ご自由にお持ちください。」と書いた札を立ててくださいます。
私はいつもありがたくいただいてきて、玄関に飾って楽しんでいます。

ところで、あじさいは育った土地の性質によって花の色が変わるということを聞いたことがありますが、本当でしょうか。
毎年花を見て楽しむだけでなく、いただいたあじさいを挿し木にして育てたいとも思っているので、あじさいの育て方も調べてみました。

あじさいの花の色は土によって変わる

花の色はアントシアニンという色素によるもので、あじさいにはその一種のデルフィニジンが含まれています。
これに補助色素とアルミニウムのイオンが加わると、青色の花になるのだそうです。

あじさいは土壌の酸性度によって花の色が変わり、「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤になる」と言われます。
土が酸性だとアルミニウムがイオンとなって土中に溶け出し、あじさいに吸収されてアントシアニンと結合して青色になる。
逆に土が中性やアルカリ性だとアルミニウムは溶け出さずにあじさいに吸収されないために花は赤色となる。

ですから、花を青色にしたいときは酸性の肥料やアルミニウムを含むミョウバンを与えればよいわけです。
また赤色にしたければ石灰などのアルカリ性の物質を土に混ぜて酸性度を下げるのが効果的のようです。

あじさいの育て方

あじさいは素人でも、挿し木や植え替えをすると何年間も楽しむことができます。

あじさいの挿し木

5月~7月ごろに挿し木をすれば上手に増やせます。

用意するもの

鉢、剪定ばさみ(またはよく切れるカッターナイフ)、挿し木用の土、ビニール袋、竹串、あれば発根促進剤

手順

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あじさいの挿し穂を作る。花がついていていない枝の先端から15㎝~20㎝ぐらいの部分を切り落として作ります。枝を上手に切るにはよく切れる剪定ばさみやナイフを使います。あじさいの枝の中の水分や養分を運ぶ管をつぶさないように慎重に切ることが大事です。

挿し穂の水揚げをする。挿し穂は、水分が蒸散しないように余分な葉を切り落とします。
挿し穂の切り口を水に浸けて1時間ぐらい水揚げをします。
発根促進剤を数滴加えるとなおいいでしょう。

鉢に入れる。鉢に土を入れ、水を多めにかけて十分湿らせます。
竹串で枝を挿す穴をあけ、挿し穂を斜めに差し込みます。
挿し穂の周りの土が枝にしっかりつくように軽く手で押さえ、上からビニール袋をかぶせます。
そのまま1か月ほど日光の当たらない日陰に置き土を乾燥させないようにします。

鉢上げをする。成長した苗を鉢に移します。
この場合、挿し穂に根が出ていれば、安全に鉢に植えることができます。

あじさいの植え替え

鉢植えのあじさいは根が張り過ぎると、根詰まりが起こるので、1年に1回は植え替えが必要です。花が散る7月か休眠期の11月~2月が適当です。

植え替える時は、今までの鉢よりも一回り大きに鉢が必要です。新しい鉢に鉢底石をしき、土を入れ、根と周りの土を崩さないように注意して、あじさいを取り出し新しい鉢に入れ替えます。
隙間が残らないように土を入れ、しっかりさせます。
隙間を残すと水やりにより根が崩れて枯れる原因になるので気を付けましょう。
植え替えをするときには土の表面が乾かないように直射日光を避けることも重要です。

まとめ

あじさいは土によって花の色が変わり、酸性ならば青、アルカリ性や中性ならば赤になります。あじさいは挿し木によって簡単に増やせます。
また毎年植え替えをすれば、何年間も楽しむことができます。
あじさいの枝や鉢植えなどをいただいたらやってみるのもよさそうですね。

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