新元号は令和に決定!万葉集の梅の歌とは?実は面白い万葉集のなぞ

新元号が「令和」に決定して盛り上がっていますね。

「令和」とは万葉集の梅の歌からということでしたね。

梅の歌とはどんな歌なのでしょう?そもそも万葉集って何?って方もいらっしゃるかもしれませんね。

そこでちょっと面白い歌なども紹介したいと思います。

そもそも万葉集って何?

引用 Amazon

万葉集とは日本最古の和歌集で飛鳥時代から奈良時代に読まれた歌を集めたものです。

全国各地から集められ、全20巻 4500首収録されています。

歌を集めた人は不明ですが大伴家持の歌が479首収録されていることから全部ではもちろんないのですが大伴家持が多く集めたのではないかと言われています。

歌を書いたのは身分などは関係なく天皇や貴族、歌人はたまた罪人までもが書いて収録されています。

この時代ですから字の書けない人もいたはずです。

そういう人は民謡なで語り継がれ文字になったようです。

そして万葉集では恋愛のことや衣食住に関することなどまとめた情報誌のようなものだったようです。

今でいうならばSNSのようなものだったとか。

そう考えると急に身近なものに感じませんか?

昔の恋愛なんかとても気になってしまいます。

万葉集の梅の歌とは?

万葉集の32首のうちの序文です。

原文

初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香

初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香を薫らす

初春のよき月で空気は清く澄みわたり風は柔くそよいでいる。梅は女性が鏡の前で化粧をする粉のように白く咲き蘭は香のように薫っている。

という歌です。

こうしてみるととても美しいですね。

この中の令月の「令」と風和「和」をとって新元号の令和ができたのですね。

この美しい元号のようないい時代になるといいなぁと心から思います。

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万葉集の面白い歌

梅の歌のように美しくてちょっと難しいものもありますが実は面白い歌もあります。

面白いものを集めてみました。

恋ひ恋ひて逢へる時だうにうるはしき言尽くしてよ長くと思はば

                                                                    大伴坂上郎女

この歌は

やっと会うことができたのだからもっと優しい声をかけてよ。私と付き合いたいのなら。

という歌でこの歌を書いた女性はなんと3回も結婚した女性というのだから驚きです。(離婚の原因は死別だったとか)

うましものいづくが飽かじ尺度らし角のふくれにしぐひ合ひにけむ

                                                                    児部女王

この歌は

美しい女性はどんな人とも結婚出来るのになんであの人はブサイクと結婚したのだろう。

という歌です。

現代にもあるあるですよね!人は見た目ではない。ということですね。今も昔も…

家なれば笥に盛る飯を草枕旅しにあれば椎の葉に盛る

                                                                        有間皇子

この歌は

これから処刑を受けるために処刑場に向かう途中なのですが、

家でご飯を食べるときは器に盛って食べるのに今は囚われの身なのでご飯を葉っぱに乗せて食べなければいけない。

という切ない歌です。

処刑など、やはり今とは違う昔の情景が垣間見れます。

石麻呂に我れ物申す夏痩せによしといふものぞ鰻捕り喫せ痩すも痩すも生らばあらむをはたやはた鰻を捕ると川に流るな

                                                                             大伴家持

この歌は

痩せている人に、痩せたいるのだから鰻でもたべなよ。でも痩せているから鰻を捕るとき川に流されるなよ。

というちょと嫌味っぽい歌なのだそうです。

現代でも鰻を捕るのは別としてもこういう皮肉めいた言い回しはありそうですよね。

童ども草はな刈りソ八穂蓼を穂積の朝臣が腋草を刈れ

                         平群朝臣

この歌は

子どもたち草を刈るなら腋草(毛)を刈れ

これはダジャレで草を脇毛にかけているのだそうです。
おやじギャグのはしりですかね?

このように現代でも面白いと思えるようなものを集めてみました。

ちょっと身近に感じることができたのではないでしょうか?

まとめ

新元号が発表となり万葉集からの引用ということで講談社では年間で1000冊くらいの出荷だったものが新元号の発表ですでに3000冊に注文が入ったそうです。

そのほかの会社でも軒並み重版が決定されるくらいの盛り上がりっぷりです。

これを機に万葉集を読んでみるのもいいのではないでしょうか?

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