5月18日は「ことばの日」を機に言葉づかいを考えてみよう

ヘレンケラーは1歳の時に病気で目と耳が不自由になり、言葉を話すことができませんでした。
6歳の時にサリバン先生という家庭教師が来て、言葉を教えるまではコミュニケーションがとれず、大変不自由な生活をしました。
言葉が出ないということは大変なことですね。
普段何気なく使っている言葉ですが、これがないと生活が成り立たないわけです。

ところで、5月18日は「ことばの日」です。
あまり知られていないかもしれませんが、この日の出来た背景や目的をご紹介し、あわせてプラス思考の言葉を使うことを考えてみました。

ことばの日はいつでしょうか

5月18日は「ことばの日」です。これは5「ご」10「と」8「ば」の語呂合わせて日付が決められたようです。
不思議なことに誰が制定したのかわからないのですが、インターネット上で誰かが言い出し、自然発生的にできた記念日ではないかと推測されています。
目的は「言葉について考える日であり、言葉を正しく使えるように心がけること」です。
確かに言葉を正しく使うことは大切なことなので、自分が使っている言葉が正確な日本語か考えてみることは必要なことかもしれませんね。

ことばは変化する

正しい日本語を使うことは重要ですが、言葉は変化するものなのでどこまでを正しいと許容するかは難しいところです。
例えばら抜き言葉ですが、元は「食べられる、着られる、起きられる」という言い方が正しいとされていまいましたが、最近は「食べれる、着れる、起きれる」というようにら抜きで言う人のほうが多くなってきました。
また若者言葉では「やばい」は「まずい」だけでなく「良い」という意味にも使われるようになっています。
ら抜き言葉はまだ正しい使い方とは認められていませんが、大多数の人が使うようになるとそれでも良いとなる可能性もあるわけです。
どうしてもこの言い方はだめだと決めつけるわけにはいかないのが現実かもしれません。
とはいえ新しい言葉の使い方が正式に認められまでは正しいと言われる言葉を使うようにするのが賢明と言えるでしょう。

プラス思考の言葉を使おう

ことばが変化するのは認めるにしても、日々の生活の中ではコミュニケーションをスムーズにし、誤解や偏見を招かないためにも言葉づかいに配慮することは必要ですね。
そこで何事もプラス思考で言葉を使うことのヒントをご紹介します。

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肯定的な言葉を使う

「○○さんはお料理が苦手で、ラーメンぐらいしか作れない。」というのと「○○さんは料理が苦手だけれども、ラーメンなら作れる。」というのとではまるで印象が違いますね。
同じ事実を言うのにも「~しか」と「~なら」とは受ける印象は違ってくるのです。

コップにジュースが半分あるとき「半分しかない」と言うか、「半分もある」と言うかでも違ってきます。肯定的なに「半分もある」というほうが楽しくなるのではないでしょうか。

お寿司屋さんに行ったとして、「ご注文は」と聞かれて「並みでいいです。」と言うでしょうか、「並みをお願いします。」と言いますか。
大きな違いはなくても「並みでいいです。」だと「どうせ並みしか頼めませんよ。」というニュアンスに聞こえるかもしれませんが、「並みをお願いします」だと「並みのお寿司を食べたいのですよ。」と言う気持ちが伝わる気がしますね。

強い言葉は慎重に使う

ある会議で、発言力のある人が多かったせいか、議題について意見が分かれる時には「反対」という声が上がると、次々に反対に加勢する人が現れ、もめることが多かった時に、議長さんが「これからは、『反対』と言わないで、『不賛成』または『賛成できません』と言うことにしましょう」と提案しました。
それからは意見が分かれる場合でもやたらに「反対、反対」言う人がいなくなり、会議がスムーズに進むようになったそうです。
議長さんは「反対」という強い言葉に影響されてつい声を荒げてしまう人が多いことに気づいて「不賛成」と言うことを提案したのですね。
逆にデモ行進などでは、自分の主張をはっきりさせるために「反対、反対」を声高に言います。
周りの人に注目させるためにはそれが必要なのですが、日々の生活の中で人と人のコミュニケーションを円滑にするためには強い言葉を避ける方が得策でしょう。

まとめ

5月18日は「ことばの日」です。この日は言葉について考え、言葉を正しく使うことを心掛ける日です。言葉は変化するので、一概に新しい言い方が悪いとは決めつけられませんが、一般に正しい使い方と認められるまでは慎重に使うほうがいいようです。
また日々の生活の中では、強い言葉は慎重に使い、肯定的な言い方をして、人と人のコミュニケーションを円滑にしたいものですね。

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