浜辺に住む主婦の方で、朝に晩にアサリの吸い物がないと食が進まないと言って、毎日アサリを採りに行っては食卓にのせている人がいましたが、やっぱり採れたてのアサリは味が格別なのでしょう。
アサリと言えば、春は潮干狩りのシーズンですね。
連休には親子で潮干狩りに出かける人も多いことでしょう。
釣りと違って、小さなお子さんでも貝拾いはできるし、休憩所では採れたての貝の吸い物を出してくれるところもあるので、その味を楽しむことができて親子で大満足できるでしょう。
この潮干狩りですが、できればたくさん貝を採りたいし、上手に持ち帰ることができればなお嬉しいですね。
そこで潮干狩りを楽しむコツと関東地方でおすすめの潮干狩りスポットを見てみましょう。
潮干狩りに行くには
準備
潮干狩りというと何か特別な道具をそろえなくてはいけないような気がするのですが、実は採れたアサリを入れるポリ袋、手足を拭くタオル、つば広の帽子と首に巻くタオルさえあれば手で砂を掘ってアサリを採れます。
さらに100均でも売っているような熊手があればなお効率的です。
家にアサリをたくさん持ち帰りたければ、アサリを入れる網とクーラーボックスや海水を持ち帰るための2リットルのペットボトルがあれば万全です。
実際に潮干狩りに行くには
干潮の二時間前に潮干狩りの場所に到着するようにすることが肝心です。
潮が引いても海水が残っているところがアサリの集まりやすい場所なので、早めに到着してそのエリアを捜しておくことは大事です。
アサリを1つ見つけたらそのあたりには30個ぐらいのアサリがいるはずなので、やたらに熊手を使うより、その周りを手で掘ってアサリを見つけるのが効率的です。
潮干狩りは貝を採るのに夢中になり過ぎて迷子になるお子さんが多いので注意したいですね。また日差しが強くて紫外線が気になる季節でもあるので、帽子やタオルで日差しをよける、日焼け止めを塗るなど用心した方がいいでしょう。
貝を持ち帰るには
持ち帰るときは海水に入れて持ち帰るのはかえって水温が上がってアサリが傷む原因になるので、アサリは海水から出して、クーラーボックスに入れて運びましょう。
自宅についてから砂抜きをするのには、貝が住んでいたところの海水が一番良いので、海水をペットボトルに入れて持ち帰って使うのが理想的です。
海水を持ち帰るのが無理ならば水1リットルに塩30gを混ぜて塩水を作って砂抜きに使います。
潮干狩りのおすすめスポット
関東地方で都心に近い所にも潮干狩りの出来るところがありますのでご紹介します。
横浜海の公園
神奈川県横浜市金沢区海の公園10
アサリの潮干狩りは無料、アサリだけでなく、カガミ貝、シオフキ貝、など天然の貝が採れます。3月から9月中旬まで開催しています。
ふなばし三番瀬海浜公園
千葉県船橋市潮見町40
都心から一番近い潮干狩りの出来る貴重なスポットです。潮干狩りは4月上旬から6月中旬まで開催しています。
アサリだけでなくハマグリもとれるので大人気です。料金は大人(中学生以上)430円、小人(4歳から小学生)210円アサリを持ち帰る場合は100gにつき80円です。
城南島海浜公園
東京都大田区城南島4-2-2
水遊びや潮干狩りが楽しめる長さ450m幅最大75mのつばさ浜ではアサリなどの貝類が採れます、浜の両側の岩場ではカニも採れます。
料金は無料ですが、貝の持ち帰りは2㎏まで、資源保護のために2,5㎝以下の小さなアサリは採取禁止になっています。
まとめ
潮干狩りは親子で楽しめるレジャーです。
持ち物はタオルに貝を入れる網や袋、熊手ぐらいで準備はいたって簡単です。
貝を持ち帰りたければクーラーボックスがあるといいでしょう。
早めに着いて貝のいそうな場所を見つけて十分に潮干狩りをお楽しみください。