健康のためにも新茶を美味しく飲みましょう。健康成分や美味しい入れ方

「夏も近づく八十八夜」と歌われる新茶の摘み取りは立春から数えて八十八夜の5月上旬に行われますが、やはり新茶の味は格別ですね。同じお茶でも新茶が特に美味しいのはどうしてなのでしょうか。

またお茶は健康に良いと言われますね。知り合いのお茶屋のおじいちゃんは一人で一日にポット一杯分ものお茶を飲むそうですが、すこぶる元気なのはこのお茶のせいかなと思います。
そこで、お茶が健康に良いのはなぜか、新茶はなぜ美味しいのか、そして新茶をより美味しく入れるにはどうしたらいいのか調べてみました。

お茶が健康に良いわけ

緑茶には多くの栄養成分が含まれていて健康増進に効果があります。

タンニン

ポリフェノールの一種で緑茶に含まれるタンニンはカテキン類に分類されます。
このカテキンはコレステロールや脂肪の吸収を抑える働きがあるので、血液中のコレステロールを下げ、体脂肪の減らすことができます。

またカテキンには活性酸素を除く抗酸化作用もあるので、動脈硬化などの心筋梗塞や脳梗塞の予防にも効果があります。

カフェイン(アルカロイド)

温水によく溶け苦みがあります。
特に若葉に多く含まれていて、神経興奮、強心、利尿作用があります。
疲労感や眠気対策に有効です。二日酔い防止作用もあります。

テアニン

アミノ酸の一種で日本茶の旨味成分です。
脳の神経細胞を保護し緊張を和らげるのでリラックス効果があります。
また血行を良くする働きもあります。

ビタミン、ミネラル、カリウム

βカロチンやビタミンB1、B2、ニコチン酸、パントテン酸、葉酸、ビオチン、ビタミンC、カリウムを含んでいます。
特にビタミンCを多く含んでいるのが特徴です。
特にコラーゲンの形成にはビタミンCは欠かせません。
その上皮膚や粘膜を強くし、美肌効果もあります。

お茶屋さんのおじいちゃんがいつも元気で、肌もつやつやしているのは、やっぱりお茶をたくさん飲むからなのですね。

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新茶はなぜ美味しいのでしょうか

「新茶は無病息災長寿めでたし」言われますが、一番茶とも言われる新茶はその年に生えた新芽で作るので、日光に当たる時間が短く、紫外線にもさほどさらされていないのですね。
お茶の葉はテアニンが含まれていますが、これが紫外線に当たるとポリフェノールの一種で苦みの成分のカテキンになります。
二番茶や三番茶になると、カテキンが多くなるのです。
新茶はまだカテキンよりもテアニンのほうが多いので、甘みが強く苦みが少ない味なのです。単に最初に採れたお茶だから縁起が良くて、新鮮で美味しいというのではなくて成分も違うから美味しいわけですね。

新茶の美味しい入れ方

せっかくの新茶ですからより美味しく飲むには次のような手順で煎れるのがいいようです。

急須に一人当たり小さじ1ぐらいの茶葉を入れる

お湯を一度湯飲みに移して湯冷まししたお湯を急須に注ぎ入れる(お湯の温度は70度~80度)

約40秒抽出した後、急須を軽く2~3回まわす。

少しずつ均等に湯飲みに注ぎ分け、最後の一滴まで絞り切る

緑茶は沸かしたての熱いお湯よりも、いったん冷ましたお湯のほうが美味しく飲めるようですね。

まとめ

立春から数えて八十八夜に当たる5月上旬は新茶の摘み取りの季節です。
新茶は単に初物であるだけでなく、お茶の葉に紫外線に当たる時間が短いためにお茶の成分のテアニンが多く苦みよりも甘みが強く、それだけ美味しい味を楽しむことができます。
お茶そのものにタンニン、カフェイン、テアニン、ビタミンやミネラルを多く含まれるので健康増進や美肌効果があります。
新茶の美味しい季節にはいったん冷ましたお湯をたっぷり使って美味しい新茶をお楽しみください。

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