ジオパークを知って楽しもう!ジオパークとは?日本のジオパーク

ある幼稚園の発表会で、自然豊かな森が切り倒されて、大きなビルが建つことになった時に、子どもたちが森に住む動物たちと力を合わせて、ビルの建設をやめさせて森を守ったというお話を劇にして見せてくれました。
なんともほのぼのとしていいお話ですね。

大地をいつくしみ動物や植物を大事にするジオパークの発想に似ていますね。

国内には自然を保護しそのままの形で学び、楽しむところとして40以上のジオパークがあるのをご存知ですか。
自然に親しむ機会が減っている現代人には大事な場所かもしれません。
そこで、ジオパークについて知り、楽しむ方法をご紹介しましょう。

ジオパークって何?

ジオパークとは「大地の公園」を意味し、地球を学び、丸ごと楽しむことができる場所のことです。
ジオバークでは見どころとなる場所を「ジオサイト」に指定して、たくさんの人が現在も将来もこの地域の良さを知り、利用できるように保護しています。
そして、このジオサイトでは、そこを学習や余暇活動に活かし、地域が活性化するように、またその地域の良さを知ってもらうための活動が行われています。

日本のジオパークはどこにある?

現在日本には日本ジオパーク委員会が認定した「日本ジオパーク」が44か所あります。
そのうちの9か所はユネスコ世界ジオパークにも認定されています。

世界ジオパークはユネスコの基準で認定された高品質のジオパークで世界38か国、140地域にありますが、そのうち日本にあるものは次の9か所です。

洞爺湖有珠山(北海道)、

糸魚川(新潟県)、

山陰海岸(鳥取、兵庫、京都)、

室戸(高知県)、

島原半島(長崎県)、

阿蘇(熊本県)、

アポイ岳(北海道)、

伊豆半島(静岡県)

どこもとても自然が豊かでぜひ残しておきたい貴重な地域ですね。

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ジオパークを楽しむには

ジオバークは地球の地形や地質を見たり、調べたりするだけでなく、そこに住む人々の暮らしや歴史、食べ物なども対象になります。
それらを目で見て、耳で聞いて、香りをかいで、手で触って、舌で味わってその素晴らしさを感じ取りたいものです。

島全体がジオパークになっている佐渡島の例で説明しましょう。

佐渡島は周囲の海を含む島全体がジオパークに指定され、その中に10のジオサイトがあります。
それぞれのジオサイトを巡ると地球の歴史と私たちの生活まで一貫して見て、聞いて、触って楽しむことができます。

その一つの佐渡金銀山ジオサイトでは、佐渡が大陸につながっていたころの火山活動によってできた金銀鉱床を見ることができます。
江戸時代から金の採掘がおこなわれた洞窟は、現在でも入ってみることができるので、古代の地質を自分の目で見ることができて迫力があります。
また日本海の海岸では日本海ができた時に海底にたまった砂や泥を観察することもできます。大陸のふちが割れ、日本海が拡大しいく様子を実感することができるわけですね。
金山の坑道は400㎞にも及び、そのうち300㎞が観光用に公開されているので、かなり奥まで見ることができます。
まさに大地の中まで入り込んで観察できる場所です。

ジオパークでは、自然を美しく破壊されないままで残すことを目指しているので、そこにある植物や住んでいる動物、岩石などを持ち去ることは慎みましょう。
あくまでも自然環境を保護して、そっと見守ることが大切ですね。
幼稚園の子どもたちが劇の中で森を守ったように、自然を守りたいものです。

まとめ

ジオバークは「大地の公園」のことで、地球を守り、全部を楽しむことを目的として指定された地域のことです。
日本には44か所のジオバークがありますが、それぞれが自然に恵まれた素晴らしいところですから、お休みの日に、忙しい日常から離れて自然を満喫するには最適ですね。
自然破壊につながることは慎みつつ大いにお楽しみください。

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