エモーショナルイーティングの原因と解決方法は?

ある若い女性が、就職試験がうまくいかず、家族も友達もいない遠くの町で、小さな会社に勤めました。
あまり興味のない仕事だったので面白くないし、上司とは気が合わずストレスの多い日々だったようです。
夜アパートに帰ると無性に何かを食べたくなって、食事をし、お菓子を食べ、さらにコンビニに行って食料を仕入れてきて、食べて、食べて、食べまくって、とうとうお相撲さんのような堂々とした体格になってしまいました。
どうもこれは、お腹がすいていないのに食べてしまう「エモーショナルイーティング」の状態だったようです。
幸いこの女性は転職して好みの仕事について、エモーショナルイーティングから抜け出して元の健康的な体格に戻ることができました。

でも、このような過食はストレスなどの原因で誰にも起こりうることのようです。
今回はこのエモーショナルイーティングの原因を探り、解決方法を考えてみました。

エモーショナルイーティングの原因を知ろう

エモーショナルイーティングとは、お腹は空いていないのに、感情に左右されて食べてしまうことです。
寂しいときや辛いときに甘いものなどを口にすると一時的に幸せな気持ちになるものですが、この状態がずっと続くわけですね。

原因がいくつかありますが、代表的なものを次のようなものです。

イライラや怒り

脳が強いストレスを感じると、食欲を増進させるコルチゾールというホルモンが出ます。さらに食欲を抑えるレプチンというホルモンの分泌が減り、食欲をコントロールできなくなります。

寂しい、不安、孤独感

満たされない気持ちを抱えた状態だと、口に何か入れて一時的にでも心を満たそうとする方向に向かいます。その時だけ寂しさから解放されるからです。

退屈、つまらない

退屈さや虚無感を紛らわすために、空腹でもないのにお菓子などを食べてしまうことがあります。

疲れ、眠気

疲れたり、睡眠不足だったりすると、だるさから解放されるために、なんでもいいから食べたくなることがあります。特に眠い時は満腹中枢が麻痺しているので危険です。

エモーショナルイーティングの解決方法

このエモーショナルイーティングに陥ると、次第に太ってしまい、太ったことがまた大きなストレスの原因になり、また食べて自責の念に駆られるという負のスパイラルに陥りがちです。このような状態から抜け出す方法をご紹介します。

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ストレスの原因を考えて、取り除く

先の女性は、仕事が大きなストレスだったので転職したらエモーショナルイーティングを解決できました。このようにストレスの原因がはっきりしていて、状況を変えることができれば解決できます。また受験や仕事上のプレゼンがストレスならば、それを乗り切れば一応解決することもあります。

軽い運動などでストレス解消を緩和する

ストレスが原因だとわかっても、それを簡単に取り除くことができないこともあります。ある主婦は老父母の介護が大変でそれが大きなストレスになっていましたが、ある時自分の健康管理も兼ねて、早朝に30分ほどウォーキングすることにしました。すると早朝のさわやかな空気を吸い、公園の草花を眺め、散歩中の人に挨拶をするなどが良い刺激となって、ストレスが大いに緩和されたそうです。早朝でなくても何か食べたくなったらちょっと歩いてみるのは効果的ですね。

5分間我慢する

とにかく食べたいとなると止まらなくなるようですが、そこで5分間でもぐっとこらえてほかのことをやってみるのはいいようです。たとえば、ちょっとニュースを聞いてからにしよう、漫画を読んでからでもいいかなというように気分転換をはかるのです。ある栄養士の方は無性に食べたくなったら、「これは本当に食べなくちゃいけないのか、体が必要としているのか」考えることが正常な食生活のつながりますと言っています。

食べたものを記録する

レコーディングダイエットがはやったことがありますが、何を食べたか書き取るのは良い方法です。自分が暴飲暴食していないかチェックすると次回からやめておこうとなるわけです。

食事をゆっくり楽しんで食べる

感情の赴くままに食べるとどうしても食べ過ぎになります。食事はゆっくりよく噛んで、楽しく食べるのがコツです。そうすれば満腹中枢が働いて、過食を防ぎ気分も満たされてエモーショナルイーティングにもならずにすむでしょう。

まとめ

おなかがいっぱいでも感情に左右されて、食べ過ぎてしまう状態をエモーショナルイーティングといいます。
ストレスによるイライラや不安感、退屈や疲労などが原因となって起こります。
できる限りストレスを取り除き、運動などで気分転換をして、食事をゆっくり楽しんで食べて、エモーショナルイーティングから解放されましょう。

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