うぐいす餅の由来を知って美味しく食べましょう

うぐいす餅は桜餅と並んで春の和菓子の代表のようなものですね。
薄緑色でちょっと先がとがっている形はいかにも鶯を思わせる春にふさわしいお菓子です。
私は和菓子が大好きなので、お店できれいなうぐいす餅を見ると、自宅でも作れないかなと考えてしまうのですが、うぐいす餅は案外簡単に作れるようです。
うぐいす餅の由来と共に簡単な作り方と、楽しみ方をご紹介しましょう。

うぐいす餅の由来

うぐいす餅とは

うぐいす餅は餡を求肥などで包み、丸く包んだものを楕円形にして、左右に引っ張りうぐいすの形にした和菓子です。
青大豆から作られた薄い緑色のうぐいす粉をまぶして仕上げることが多いですが、普通のきな粉をまぶすところもあるようです。

うぐいす餅の由来

うぐいす餅はその昔、郡山城の城主だった豊臣秀長が兄の豊臣秀吉を招いて茶会を開くときに御用菓子司の菊屋治兵衛に「兄をもてなすために何か珍菓をつくれ」と命令しました。
そこで治兵衛は粒餡をお餅で包み、上からきな粉をまぶした餅菓子を作って献上したのが始めとされています。
秀吉はその餅をとても気に入り「以来この餅をうぐいす餅と名付けよ。」と言ったと言われています。
その後、菊屋はお城の入り口で和菓子を売っているので、そのお餅は「城之口餅」という通称で呼ばれるようになったのだそうです。
菊屋はもち米から餅をついて作り普通のきな粉をまぶしていますが、一般的なうぐいす餅は餅粉から餅を作り、うぐいす粉をまぶすのがほとんどです。

うぐいす餅の作り方と楽しみ方

うぐいす餅の作り方は市販のこし餡があれば、手軽に作れます。

材料 12個分

こし餡 240g

白玉粉 100g

水 150㏄

砂糖 70g

青きな粉(うぐいすきな粉) 大さじ2~3

作り方

こし餡を12等分して丸める

求肥を作る

耐熱容器に白玉粉と水と砂糖を入れて混ぜて、ゆるめにラップをかけ、電子レンジ(500w)で2分間加熱する。

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いったん取り出して全体を混ぜ、再びラップをかけて2分間加熱する。

全体をよく練り混ぜ、滑らかな餅状態になったら、きな粉をふるったトレーに上げる

包んで成型する

求肥が温かいうちに12等分して、手にきな粉をつけながら丸く伸ばし餡を包む。

俵型に形を整えて、閉じた方を下にして、両端をつまんでうぐいすの形にして、仕上げに青きな粉を茶こしでふるいながらかけて出来上がりです。

餡から作る場合は前日から小豆を浸しておいて煮る必要がありますが、こし餡を買ってくればすぐに作れるので素人でも作れます。
また餡を包む時にはきれいにできなくても、閉じた方を下にすれば、目立たないので大丈夫です。

元祖うぐいす餅の本家菊屋ではうぐいす餅は一年中作っていますが、一般の和菓子屋さんでは、うぐいす餅は早春の和菓子ということで12月から3月ぐらいの間だけ販売されることが多いようです。
うぐいす餅を味わいたかったらこの時期を逃さないようにしてください。もっとも自宅で作るならばいつでもできるのであわてることはありませんね。

市販のものでも、自宅で作ったものでも、うぐいす餅は翌日には固くなって味が落ちるので、できる限りその日のうちに食べるのがおすすめです。作り過ぎはさけたいところです。

美味しい食べ方

日持ちのしないお菓子なので、買ってきたらすぐ、あるいは作ったらすぐに熱いお茶を入れて食べるのがいいでしょう。うぐいすの鳴く時期に、そのさえずりを聞きながら、うぐいす餅を食べることができたら最高ですね。

まとめ

うぐいす餅は豊臣秀吉が好んだといういわれのある和菓子で、求肥で餡をくるんでうぐいすの形にして、うぐいす粉をまぶして作ります。
一般的には12月から3月にかけて販売されますが、作り方は簡単なので自宅でも作れます。
日持ちはしないので、作りたてを熱いお茶と一緒にいただくのが一番ですね。
余裕のある人はぜひ自家製うぐいす餅を作ってお楽しみください。

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