寒暖差疲労を予防して快適な生活を送ろう

おじいちゃんやおばあちゃんが生活している老人ホームはいつも一定の温度に保たれていて、高齢者の方々が健康に過ごせるようになっています。
夏冬を通してシャツにズボン、冬ならばカーディガンを着るぐらいで過ごせてとても快適です。若い職員の方々は半そで半ズボンで介護にあたっている人もいます。
「ここは暖かくて職員の方はさぞや快適でしょう。」と聞いてみたら、「快適過ぎて困るのです。
泊りもあって1~2日ここにいると、外に出たとき寒暖差が大きすぎて体がなかなかなじまずに、かえって疲れます。」とのことでした。
なるほどずっとあたたかな環境にいられるお年寄りは快適ですが、寒い外へ行ったり来たりする職員さんは体に負担になるのですね。
この寒暖差が大きいときに体の負担が増えて疲れを感じるのが「寒暖差疲労」と言われるものです。
老人ホームの職員さんほどではなくても暖かい室内と寒い外を行ったり来たりすることで、また昨日は暖かくて、今日は真冬といった日替わりのお天気によっても寒暖差疲労は起こるようです。
この寒暖差疲労の起こる原因と対処法を捜してみましょう。

寒暖差疲労とは何でしょう

寒暖差疲労とは季節の変わり目に大きな気温の変化があったり、朝晩で気温の差が激しかったりする場合に、体が寒暖差を感じて疲労がたまることを言います。

人間の体は気温の変化に合わせて、体温調節ができるようになっていますが、その役割を果たしているのが自律神経です。
この自律神経がうまく働くためには一定以上のエネルギーが必要です。
気温の変化が激しいと、このエネルギーがたくさん必要になります。
このエネルギーが足りなくなると体が疲れてしまうのです。

寒暖差疲労は本格的な冷え込みになる冬に起こりやすくなります。
一日の寒暖の差が大きくなるとともに、暖房のきいた部屋と寒い戸外を行き来するたびに、熱を作ったり、逃したりしなければならないので大きなエネルギーを使ってしまうので、自律神経が乱れて疲労が起こり、体が冷えやすくなってしまうのです。

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ただ冷えるだけでなく、肩こり、めまい、顔のほてり、食欲不振など症状が出ることもあるので油断はできません。

寒暖差疲労を予防するには

寒暖差疲労を予防するには3つの方法があります。

毎日湯船につかる、体を温める

夏場はシャワーだけで済ます人でも寒い時期は湯船にしっかり肩まで浸かって10分以上は温まるのがいいです。
入浴すると体の中の老廃物や疲労物質が取り除かれ、血液やリンパの流れも改善されます。
また筋肉や関節をリラックスさせる効果もあります。
体のうちでも首、手首、足首を温めると全身に血液を送ることができて効果的です。

運動をする

普段よりも少しだけ運動をすることを心掛けましょう。なるべく階段を使う、近い所は車ではなく徒歩や自転車で行く、電車では立っている、家事をするにもつま先立ちでするなど工夫次第で体を動かすことができます。
こうすることで冷えの改善につながります。

食事に気を付ける

冷たい飲み物を避けて、暖かいお茶や白湯、スープなどを飲んで体の中から温めることは有効です。
また寒暖差疲労に負けない体力をつけ、免疫力を高めるためには栄養バランスの良い食事は不可欠です。
鍋料理などは体も温まり最適です。
体を温める効果のあるニラやネギ、ニンニクなども入れるとなおいいでしょう。

まとめ

寒い時期に、朝晩の寒暖差や日ごとに変わる温度差が原因で起こる体調不良や疲れを、寒暖差疲労といいます。
これは温度の変化が大きいために体温調節をする自律神経に大量のエネルギーが必要になるために起こります。

寒暖差疲労を予防するには、お風呂にゆっくり浸かり体を温める、適度の運動をする、栄養バランスが良く、体を温める食事をすることが必要です。
寒い冬も寒暖差に負けずに元気に過ごしたいものですね。

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