ひな祭りには美味しいハマグリのお吸い物が似合います

ハマグリはひな祭りや婚礼の席などのおめでたいときに使われますね。
実際にハマグリがお店に一番たくさん並ぶのも、よく売れるのも3月のひな祭りのころだそうです。
そういえば普段はあまり見かけない高級品かもしれませんね。
言い換えれば、それだけ貴重で美味しい食材なのでしょう。

日本に古くからあるこの伝統的な貝、ハマグリの歴史をご紹介し、代表的なお吸い物の作り方をおさらいしてみたいと思います。

ハマグリの歴史と食べ方、選び方

ハマグリは古くからある二枚貝で、縄文時代から出土例があるほどです。
浜辺に生息していて、形が栗の実に似ているので「浜の栗」という言い方から「浜栗」と呼ばれるようになったようです。
一説には石を意味する古語の「クリ」から「浜の石」と言われたとも言われます。

ハマグリは元々の組み合わせ以外の貝殻とはぴったりとかみ合わないことから、結婚式では二人がぴったりと合うようにという願いを込めて、ハマグリが吸い物として出されることがあります。
同じようにひな祭りにも「良い伴侶に巡り合えるように」という願掛けで、ハマグリの潮汁などを食べる習慣があります。
やっぱりハマグリはおめでたいときに似合う貝なのですね。

伝統的な和食では吸い物や酒蒸しにすると美味しいですね。
炭火に網を置いてハマグリを焼く炭火焼き、炊き込みご飯などにも利用されています。
また西洋料理でもパエリヤやシチューなどに使われていますし、中華料理でもスープや茶わん蒸しなどによく使われています。

ハマグリは4月から6月に産卵期を迎えるのでその前の2月ごろから春先が最も美味しい時期になります。
できるだけ新鮮なものを選びたいところですが、貝殻が固く閉じているもの、殻につやがあるものがおすすめです。

ハマグリは単に見た目がきれいで、味も美味しいだけでなく、たくさんの栄養が含まれています。
特にミネラル(カルシウム、亜鉛、鉄分、マグネシウム)やアミノ酸(グリシン、アスパラギン酸、グルタミン酸)が含まれています。これらは貧血や骨粗しょう症の予防や疲労回復に効果があるだけでなく、胃腸を強める働きがあるので健康増進に役立ちます。

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ハマグリのお吸い物の作り方

いろいろな食べ方がありますがやっぱりハマグリはお吸い物が一番かもしれませんね。
そこで美味しいハマグリのお吸い物の作り方をご紹介します。
ハマグリはかつおだしを使わずにハマグリと昆布のだしのみで作るので潮汁(うしおじる)と言います

潮汁の作り方

材料(約3人分)

ハマグリ 200g~250gぐらい

水 500ml

昆布 5㎝ぐらい

酒 大さじ1

塩 ひとつまみ

木の芽 少々

作り方

ハマグリを海水ほどの塩水につけて1~2時間おいて砂出をする。
料理をする前には貝どうしをこすり合わせるようにして砂や汚れを落とします。

鍋にハマグリと昆布、水を入れてつけた状態からじっくり火にかけます。

沸騰する前から灰汁が出るので、お玉ですくい取ります。
沸騰したら昆布を取り出します。

沸騰したら火を弱め、少し煮ると貝の口が開くので、酒を加えて味を見て必要があれば塩を加えます。ハマグリのうまみで十分美味しくいただけますが、うまみが足りないと感じる場合はしょう油少々を足してもいいでしょう。

貝は長く煮ると身が固くなるので煮すぎないように気をつけましょう。

お椀に盛り付けて、好みで木の芽などを添えると香りも良く仕上がります。

まとめ

ハマグリは日本古来の二枚貝で、ひな祭りや婚礼などのおめでたい席でよく出されます。
日本料理だけでなく、西洋料理でも中華料理でも食材として使われていますが、なんといってもお吸い物が、一番人気があるようです。
昆布だしでじっくりだしを取り、ハマグリ本来の味を引き立てる潮汁にしてその美味しさを堪能したいものですね。

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