卒業式は人生の節目です。ちょっといい卒業式

もうすぐ卒業式のシーズンですね。幼稚園から小中高さらには大学生まで卒業式は厳粛に行われ、生徒も先生もまた保護者に方々も緊張して参加します。
小中学生までは卒業してもたいていの友達はそばにいて、いつでも会えるし同じ学校に進学する人もいるのであまり感傷的になることもないのですが、高校、大学となるとその後はほとんど会えない人もいるので人生の節目になる卒業式は記憶に残るような良い式であって欲しいものですね。
そこで、一般的な卒業式の現状と生徒主体の卒業式や工夫の光る卒業式の例をご紹介しましょう。

卒業式の現状

一般的な卒業式は、卒業生入場で始まり、開式の辞、国歌斉唱、学事報告の後、卒業証書授与が行われ、学校長の式辞ついで来賓祝辞があります。
さらに祝電披露などの後、在校生の送辞や卒業生の答辞そして式歌、校歌斉唱、閉会の辞そして拍手のうちに卒業生退場という流れで行われます。卒業証書は卒業生一人一人に手渡される場合もありますが、人数が多い場合はクラス単位で代表者がもらいに行く場合もあります。
学校によっては成績優秀者が代表でもらうことになっているところもあるようです。

子供も親も喜べる卒業式は?

ある高校の試み

卒業式も間近になったある高校で、卒業する3年生から従来通りの卒業式ではなくて、自分たちが主役になり自分たちが企画する卒業式をしたいと校長先生に申し出があったそうです。
大変理解のある校長先生だったようで、すべて生徒の希望通りにしたそうです。
その結果、市長さんや教育委員会などの来賓の祝辞をすべて辞退し、挨拶は校長先生の式辞と保護者代表の祝辞のみで、大半の時間を400人以上いる卒業生が直接校長先生から卒業証書を受け取る時間に当てたのだそうです。
答辞は成績優秀者が先生の指導した内容を読み上げるのではなく、話術が得意な人が自分の言葉で、自由に学ばせていただいたことを感謝する内容で大変好評だったということです。

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この学校ではこの試みが大成功だったためにその後はこの形をずっと続けているそうです。
生徒主体で生徒のための卒業式はとても好感が持てるものですね。

きらりと光る卒業式

ごく一般的な卒業式の形式を取りながらも、工夫を凝らした一場面で記憶に残る良い式になったという例もあります。

家庭的な幼稚園の卒園式では、とても子どもたちをかわいがっていた園長先生が、卒園証書を渡すときに、子たちの成長ぶりに感激して涙声になってしまったことがありました。
式はしばしば中断しながら進みましたが、参加した保護者の方々は先生方のあたたかい心に大変感激したようでした。

ある小学校では校長先生が「おめでとう」と言いながら、卒業生一人一人に卒業証書を渡した後で、卒業生がそれぞれ中学校に進学してから目指すことを一言ずつ発表しました。
子供たちはとても緊張したそうですが、保護者の方々の中には我が子の成長ぶりを見て涙ぐむ人もいたそうです。

高校の卒業式では卒業生退場の時に、BGMではなく、拍手と共に合唱部の部員たちが肉声でお祝いの曲を歌って見送り、非常に喜ばれました。

マンモス大学ではたいてい卒業式の時には学部の代表者が卒業証書を受け取ります。
そのほかの人は○○教室に卒業証書を取りに来なさいということで、大教室に置かれた卒業証書をもらってくるだけのところもありますが、学科ごとに教室に戻り保護者の方々の見ているところで、担任の先生が一人ずつ証書を手渡し、記念写真を撮ってくれるところもあります。そういったきめ細かい配慮があれば、人生の門出を気持ちよく祝える気がします。

まとめ

卒業式も多様化しています。型通りの厳粛な式を行っているところもありますが、人生の節目となる卒業式は、卒業生が主体となり、保護者の方々も喜んで出席できる記憶に残る良い式であって欲しいものです。

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