寒い季節にはお鍋は最高ですね、
家族で一つのお鍋を囲んで和やかな団らんは楽しさいっぱいですよね。
どこのおうちにも土鍋はあると思いますが、土鍋は鍋料理ばかりではなく
ご飯を炊いたり、煮物に使ったりと多目的に使えることをご存知でしたか。
また一人暮らしの人が栄養バランスの良い食事を作るにはこの土鍋が大活躍します。
実際2年間の単身赴任中毎日のように鍋料理でしのいだというお父さんもいました。
ここで、この便利な土鍋の選び方と使い方また簡単な鍋料理のレシピをご紹介しましょう。
土鍋の選び方
土鍋には100均で売っているような1人用の小さいものから6人用の大きなものまで
8種類もあります。
できれば1人用のものをいくつかと大きいものを一つ用意したいですね。
一人用の土鍋で鍋焼きうどんを食べるのは気が利いています。
病気の家族がいたら小さい土鍋でお粥を作ると美味しくできます。
家族で鍋料理をするならば当然大きな土鍋が必要です。
一人暮らしでも大きな土鍋を1つは持っていたいものです。
一人ならなおさら大きな鍋で最初から一度に料理をすることができるし、
翌日味が染みたところをもう一度食べることができるからです。
土鍋の使い方
ご飯やおかゆを炊く
土鍋で炊くご飯はとても美味しいです。
おかゆもご飯から作るより土鍋で米から作ると断然美味しくて、
おかゆ嫌いの人でもたいてい食べられます。炊き方は簡単です。
ご飯を炊く
30分~1時間前に米を研いでいったんざるに上げて水をきってから、
米と同量の水に浸します。
ざるに上げる時間がないときや浸す時間が足りない場合は最初から2割増しの水を加えます。
土鍋に蓋をして加熱し沸騰したら、火を弱めて15分から20分ぐらい加熱して
蒸気が出なくなったら、火を止めて15分ぐらい蒸らします。
同じ要領で牡蠣ご飯、鶏ご飯、山菜ご飯などの炊き込みご飯も美味しく作れます。
おかゆの場合は
米1/2合につき水600㏄から900㏄を加えて土鍋を中火にかけ煮立ったらしゃもじでかき混ぜ、弱火にして蓋を少しだけ開けた状態で30分~40分じっくり煮て好みの固さになったら
火を止めます。
煮込み料理
弱火でゆっくりと加熱することで食材のうまみを引き出し、
型崩れも少なく美味しく仕上げることができます。ポトフやシチュー、
スープにも向いています。
蒸し物
土鍋にタオルを敷き万能落し蓋をのせ、
水を土鍋の1/2ぐらい入れてから食材をのせて火にかけると蒸し器として使えます。
プリンや茶わん蒸し、シューマイを作るのにも役立ちます。
また土鍋に野菜類を敷き詰めて酒を少々ふり、その上に具材をのせると土鍋蒸しができます。
簡単なお鍋のレシピ
なんといってもみんなで囲んで食べるお鍋は美味しいですが、
簡単に作れるレシピをご紹介します。
鮭と白菜のみそ鍋
材料
生鮭切り身 1切れ
白菜 1枚
しめじ 1/2パック
小ねぎ 1本
水 180㏄
昆布 1切れ
みそ 大さじ1~2
酒、みりん、しょうゆ、各大さじ1/2
作り方
昆布を水につけてだしを取る
鮭、白菜を一口大に切る、
しめじは根元を切ってほぐす、
小ねぎは斜め切りにする。
鍋に昆布のだし汁入れて火にかけ、沸騰したら、
鮭、白菜、しめじを加え、中火でアクを取りながら10分煮る
調味料を入る。
小ねぎを散らす。
おでん鍋
材料
卵 1個
大根 3㎝
厚揚げ 100g
こんにゃく 100g
お好みの練り物適宜
水 250㏄
和風だし 小さじ2
醤油 大さじ 1
みりん 小さじ1
作り方
ゆで卵を作り、殻をむく、大根は皮をむいて面取りする、
鍋にすべての具と水、調味料を入れる
沸騰したら弱火にして、ふたをして20分加熱する。
好みでからしを添えて食べる。
すき焼き風鍋
材料
牛肉 100g
厚揚げまたは焼き豆腐 100g
しらたき 100g
タマネギ 1/4
長ネギ 1/2
きのこ 50g
ほうれん草(茹でる)
(割下)
水 大さじ2
だしの素 小さじ1/2
醤油 大さじ3~4
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
卵 1
七味唐辛子 適宜
作り方
しらたき、厚揚げは一口大に切る。
野菜を食べやすい大きさに切る。
割り下を鍋に入れて火にかける
煮立ったら、牛肉を入れ、他の材料も入れる
ふたをして弱火で煮る。
味を見て醤油と砂糖で調節する
溶き卵をつけ、好みで七味唐辛子をかけて食べる。
どれも短時間でつくれるものばかりですから、ぜひお試しください。
まとめ
土鍋は鍋料理ばかりでなく、
蒸し物や煮込み料理など多目的に使える万能調理器具かもしれませんね。
寒い季節にはあったかいお料理が何よりのごちそうです。
家族みんなで、また一人暮らしでも土鍋を活用して栄養満点のお料理をお楽しみください。