これから春にかけては引っ越しシーズンですね。
進学や就職で初めて一人暮らしをする人や転勤で別の家に引っ越す人もいるでしょう。
新築の家であろうと借家であろうと、
引っ越しが決まったらまず考えるのはお部屋に合った素敵なカーテンを掛けて
快適な生活を始めようということでしょう。
きれいなカーテンで新生活を盛り上げるのは楽しいことですが、
厳しい寒さや強い日差しを避けるためにもカーテンは必要ですね。
そこで失敗しないカーテン選びのコツをご紹介しましょう。
カーテンのサイズの測り方
まずカーテンが必要な窓の正確なサイズを測ることが先決ですね。
幅
カーテンレールの端の固定されているフックの幅を測ります。
左右に余裕を持たせるために、
実際の長さ×1.03~1.05㎝の幅が理想的なカーテンの幅になります。
一枚で片開きにするか二枚で両開きにするかは好みと窓の使い方で決めますが、
あまりきっちりの幅のカーテンを付けた場合、
後でカーテンを洗濯して多少の縮みがでたり、
毎日の使用でカーテンにしわができたりしたときに
両サイドに隙間ができてしまうことがあるので、
もし市販のカーテンにちょうど良い幅のものがない場合は多少無駄ができても
広めの幅のものを選ぶのがいいようです。
長さ
床まである大きな窓には床につかないぎりぎりの長さにします。
天井から床までの長さから2センチ引いた長さのカーテンがいいですね。
長すぎて床にカーテンがこすれるようだと汚れが付きやすく、
湿気のためにカビがつくことがあります。
また短すぎると窓からの冷たい空気が部屋に入り込んで
冬場には寒さで困ることになりかねません。
出窓や腰窓の場合は窓から下に10㎝から15㎝ぐらい下までカーテンが下がるようにします。
市販品はピッタリなものがないかもしれませんが短いものはやはり寒い時期に冷えるので、
長めのものを選ぶほうが無難でしょう。
カーテンの使い道を考える
カーテンにも種類があって、単に外からの視界を遮るだけならば、
どんなカーテンでもいいのですが、部屋の状況を考えてカーテン選びをする必要があります。
朝日が強くあったって夏には早く目が覚めてしまい安眠できない場合は
遮光カーテンを付けるのがいいですね。
西日が当たって暑すぎる部屋には遮熱機能の着いたカーテンにすると
外からの日差しを遮り温度の上昇を抑えてくれるのでおすすめです。
紫外線が強くあたる部屋ならば紫外線カット機能の付いたカーテンという選択肢もあるので、肌を大事にしたい女性や皮膚の弱い赤ちゃんがいる家庭などでは検討するのもいいでしょう。
カーテンの色の選び方
カーテンの色や柄は住む人の好みによりますが、
あまり派手な色や柄だと飽きることもあるので慎重に選びましょう。
あるお宅ではお子さんが大胆な柄がいいと大きい動物の柄のカーテンにしたら、
なんとも落ち着かず後で取り換えたという失敗例もありました。
そんな失敗をしないためには次のような選び方を参考にしてみましょう。
みんなが落ち着ける色、たとえばベージュ系、ブラウン系、グリーン系などが無難です。
特にグリーン系は眼を休めるのに向いていると言われています。
攻撃的な色、たとえば原色、派手なオレンジ、
濃い黄色などは避けて淡い色にするほうがいいですね。
床やフローリングの色に合わせて同系色にするかそれよりもやや明るい色にするのも
いいです。
濃いブラウン系のフローリングに濃いグリーンや紺色のカーテンにすると
部屋全体が暗くなるので避けたいですね。
まとめ
カーテンは快適ライフには欠かせません。適切なサイズで、
使用目的に合った材質のものを選びましょう。
また誰もが落ち着ける色や柄を選びたいものですね。
素敵なカーテンを掛けて新しい生活のスタートを切れたら嬉しいですね。