独身青年がアパート暮らしを始めましたが、仕事が忙しくて夜遅く帰り、
お風呂に入ってすぐに寝るという生活が続いたせいでしょう、
2~3か月の内にお風呂場がカビだらけになってしましました。
昼夜、お風呂場の窓を開けなかったのがいけなかったと思われますが、
お風呂場のカビ取りは大変ですよね。
何とかしてカビを寄せ付けないようにする対策と、
生えてしまったカビをきれいにする方法を紹介します。
何よりまず換気
先の青年の場合は、お風呂場の換気ができなかったことがカビの原因でしたが、
やはりお風呂場は使っていないときには、
湿気がつかないようにしておくのがベストですね。
それには
お風呂場の窓を開けておく。
窓が開けられないときは、入り口のドアを開けておく。
換気扇を常に回しておく。
できる限り風呂桶にお湯を入れたままにしない、
翌日お風呂のお湯を再利用するときは蓋をしっかり閉める。
などの方法で換気をし、湿気を追い出しましょう。
換気扇は一日中回しておいても電気代は1か月に60円~400円程度で
家計の負担にはなりません。
日々の掃除とカビ取り
かなり気を付けていても、場所によってはカビがついてしまうことがありますね。
カビがびっしり生えてしまってからでは、きれいにするのはとても大変なので、
毎日の掃除と1~2か月ごとのカビ取りで対処しましょう。
まず毎日お風呂に入ったら、最後の人が目立つ壁や床をスポンジかタワシでさっとこすって、熱めのお湯をかけ、上がった後はドアを開けておくとカビが生えにくくなります。
毎日の風呂掃除はお風呂の洗剤を使ってブラシ等でこすり洗いをします。
アクリルタワシなら洗剤なしでもきれいになります。
その後はよく乾燥させるだけでもいいですが、1~2か月に1度ぐらいは、
カビ取りをしましょう。
カビ取りにはいくつのやり方があります。
カビ取りジェルを使う
比較的新しいカビ取り剤としてカビ取りジェルがあります。
これだと液だれが少なく高いところのカビにもしっかりとしみ込ませることができるので
的確なカビ取りができます。
匂いがきついのと、やや値段が高いのが難点ですが、ひどいカビ汚れには効果的です。
一般的なカビ取り剤を使う
来型のカビ取りスプレーも有効です。
ただ天井などは液だれが心配なのでスティックワイパーなどにしみ込ませて使うほうが
安全です。刺激臭はありますから、気管の弱い人は避けたほうがいいようです。
キッチン泡ハイターを使う
天井まではつかえませんが、壁や床にはキッチン泡ハイターを吹きかけて
、しばらく置いてから、水洗いするとピカピカになります。
カビ取り剤に比べると臭いが弱く、値段も安いので使い易いです。
以上はいずれも洗剤をかけてしばらく置いてから水洗いをしますが
塩素系なので手袋やゴーグルを身に着けてから作業するのが安全ですね。
一般的な風呂洗剤を使う
小さいお子さんがいたり、気管が弱い人がいる家庭では塩素系の洗剤は使えませんから、
一般的な中性の風呂洗剤を使うのが無難です。
たいていの汚れや少々のカビならスティックワイパーにしみ込ませて使えば
かなり高いところでもきれいにすることができます。
またプロの掃除屋さんは最後に自然乾燥ではなく、布ですっかり水けを吸い取っています。
こうすることで湿気を完全に取り除きカビをシャットアウトするのがコツだそうです。
まとめ
お風呂場をきれいに保つには、日々換気をして湿気を除いて
カビを生えさせないようにすることが肝心です。
毎日ミニ掃除をして汚れをためないことも必要ですね。
ときどきカビ取り剤を使ってお手入れをすれば、
いつでもカビのない快適なお風呂場でゆっくりとお風呂タイムを楽しむことが
できるでしょう。さっそく今日から実践したいものですね。