冬の星座を楽しむ。冬の大三角形や周りの星座について

冬は日没が早く、空気が澄んでいて星がよく見えるので、
星座の観察にはもってこいの季節ですね。

忙しい一日の仕事や勉強を終え、しばし満天の空を眺めると、
心が洗われる気がします。

古代の人々もこのたくさんの美しい星を眺めているうちに、
神話を思いついたのでしょう。

そんなことを考えるとちょっとロマンチックな気持ちになりますね。

ところで、冬の代表的な星座の探し方と、
それにまつわるギリシャ・ローマ神話を存知ですか。

冬の夜空をより深く楽しむためにその一部をご紹介しましょう。

冬の大三角形とは

冬の日が暮れた19時頃には星が輝いていますが、
南東の空を見ると同じくらいの明るさで
等間隔に並んだ3つの星が並んでいるのが見えますが、これはオリオン座です。

この四角形の左上に赤く輝いている明るい星が「ペテルギウス」です。

その下の方を見る、ひと際明るく輝く星が見つかります、
これがおおいぬ座の「シリウス」です。

太陽以外で地球から見える恒星では「シリウス」が最も明るい星なので
すぐに見つかるはずです。

「ペテルギウス」と「シリウス」を線で結んで、
左側に正三角形を作るようにするともう一つの白く輝く明るい星、
こいぬ座の「プロキオン」が見つかります。

この「ペテルギウス」「シリウス」「プロキオン」の3つの星を
つないでできるのが有名な「冬の大三角」です。

冬の大三角形の周りにある星座

冬の大三角形が見つかると、その周りにあるのがオリオン座、
ぎょしゃ座、ふたご座、おうし座、こいぬ座、おおいぬ座です。

その特徴とそれにまつわる神話もまた興味深いものがあります。

オリオン座

オリオンとういうのはギリシャ神話では巨人の猟師で、

「ペテルギウス」はわきの下に当たる部分です。

横に並んだ3つの明るい星は腰のベルトに当たります。
猟師が両手を振り上げている形ですね。

ギリシャ神話ではオリオンはうぬぼれて、神様に高い地位を要求したために、
懲らしめのために一匹のサソリを送られ、
やがてサソリに刺されて死んだとされています。

それで天に上げられたオリオンはさそり座が東の空に上るころには
西の空に引っ込むのだそうです。

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ぎょしゃ座

オリオン座の上の方にある星座で一等星の「カペラ」
はシリウスに次ぐ明るい黄色みを帯びた星なので、見つけやすいです。

ギリシャではエニオクソス(鹿を抱くもの)と呼ばれ、
ローマ神話ではエニオクソスは四輪の馬車を発明し、
その功績で王となり、天に上げられて星座になったと言われています。

ふたご座

冬の大三角形の「ペテルギウス」と「プロキオン」を線で結び
直角に北へ曲がったところにあるのがポルックスで、
そのすぐ近くにあるのがカストルです。

ギリシャ神話ではゼウスとレダの間に生まれた双子の兄弟で兄がカストル、
弟がポルックスです。ポルックスは神性があり不老不死でしたが、
カストルは死んでしまい、悲しんだポルックスはゼウスに自分も死にたいと頼み、
願いがきかれて2人とも天に上げられたということです。
よほど仲が良かったということですね。

おうし座

オリオン座のすぐ右上に赤くて明るい一等星があり、
これがおうし座の「アルデバラン」です。

おうし座には「すばる」という名前の有名な星団もあり、肉眼でも見えます。

ゼウス神がフェニキアの王女エウローペに恋をして、雄牛になって彼女に近づくと、
彼女は雄牛の背中に乗り、雄牛はそのまま走り出し、
クレタ島まで行ってしまったと言われます。

ヨーロッパ大陸はこの王女の名前「エウローペ」からつけられたと言われています。

何となくロマンチックですね。

こいぬ座

冬の大三角形の一つプロキオンがあります。

プロキオンは「犬の前に」という意味です。
これはおおいぬ座より少し前に空に昇る星座だからです。

おおいぬ座

冬の大三角形の一つで、全天で一番明るい星のシリウスがあるので有名です。

ギリシャ・ローマ神話では英雄アクタリオンの犬、
あるいは月の女神の従者であるニンフのプログリスが連れている犬とされています。

まとめ

冬は空気が澄んでいるので星を見るのに適しています。
冬の大三角形を見つければその周りにあるいくつかの星座も見つかります。
星空を眺めてそれにまつわる神話の世界に浸るのもまた楽しいものです。
今年の冬は久しぶりに夜空を眺めてリラックスしたいものですね。

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